奄美の染師・植田/「神の島」奄美大島に…失われた秘伝の自然染色を再現した染師がいる!

蘇った奄美の伝統染色は!「衣は医なり」を 体現する地球にも体にもいい染め!

■奄美の自然素材での伝統の染めを復活させたい。それが私の宿願でした。薩摩時代の古文書『南島雑話』の短い記述をたよりに試行錯誤して、ようやく自分なりに納得できる伝統の色を再現することができました。
 そこで気づいたのは「衣は医なり」ということ。自然の染色素材はすべて「薬効」をもちます。それらで染めた被服を身に着けることはケガや疾病の予防なのです。そして実際にケガをしたり病に罹患した時は、傷に巻いたり食んで治療に用いたのです。
 環境汚染が言われる現在、私たちの奄美大島「神の島」の薬効にあふれた素材で染色した衣をまとい、実り多い人生をお送りいただければ、染師として望外の幸いです。             染師 植田正輝

■『南島雑話』と苦闘してできた伝統の色
『南島雑話』は幕末の薩摩藩士・名越左源太(なごや さげんた)が著した、奄美大島の地誌の総称です。その中に奄美の染についての記述があります。しかし、その記述は(下写真)のように、とても簡単なものです。どれだけの染料を作るのにどれだけ煎じるのかなどは書かれていません。失敗を繰り返して、それぞれの素材に適する具体的な方法をみつけました。
 その過程でこの島に暮らした人々はなぜこうした素材で布を染め衣服としたのか?そのことが気になり調べてみました。
するとすべての自然の染料には、病気やケガなどの予防や治療の効果があったのです。つまり私達の祖先は、
「地球を衣服として身にまとい自らを守ってきた」のです。
 例えば奄美ではよく使われるハシノキ/ハゼには利尿作用があり腎臓系の病に薬効があります。また汽水域に生育するマングローブの樹皮や種子には高い防腐効果が
あるのです。
■「衣は医なり」を製品化して
Web(https://someshi-ueta.stores.jp/)販売開始!
 いままでも世界のオートクチュールから問い合わせを受けてきましたが、「同じ色で大量生産」できないとの理由でこの伝統の染は本格的に製品化されませんでした。
しかし、今回私たちの奄美大島が世界遺産に認定されるというこのタイミングで、島内外の多くの方々からの「二つとない一点もの色だからこそ価値がある」という声に後押しされ、私自身のブランドとして製品化(左写真泥染めTシャツと染め直しアロハ)することといたしました。
 人の「身も心も」そして地球もホッとする奄美秘伝の染をぜひお試しください。

リリース元:奄美の染師・植田
URL:https://someshi-ueta.stores.jp/


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