明大エコハニー/地域でエコロジー・マーケティング! 東京のど真ん中、千代田区神田猿楽町の明治大学校舎の屋上で、 100%自然養蜂のハチミツが作られています!

養蜂はミツバチと協働して樹木の花蜜を採取することです。そのハチミツは食料として暮らしの糧となるだけでなく、多面的に地球と地域の自然の実相を見せてくれる「生態系のアセスメント」でもあります。

■接点1: 地域エコロジー(生態系)の理解と
社会的便益の創出
 ミツバチたちが集めたハチミツは、地域の蜜源となる植物の分布と開花時期の遷移を端的に教えてくれる試料です。採蜜する度に色・香り・味などが変化していき遷移が実感できます。さらに、協力会社による遺伝子検査を行うことで植物分布と開花時期が可視化されます。例えば今までの活動では、駿河台の春の花はサクラ→マロニエ→サルスベリと遷移していくことなど、多くのことが分かっています。
 また、ミツバチの活動は地域の生物多様性の促進にもつながり、地球への還元とともに私たちの暮らしに恩恵をもたらします。 ミツバチによる植物の受粉支援は、樹木の結実を促し、増えた木の実で野鳥を助け、野鳥の繁栄が害虫対策となり、私たちへの便益として還ってきます。

■接点2: 地域のエコロジー・マーケティングの
私たちは地域の方々とともに活動しており、活動を通じて地域内での世代を超えた交流が実現されています。また、屋上養蜂への地域の理解が進むことは、屋上・庭園・ベランダの緑化による温暖化対策のグリーニングへの意識を高めます。住民;企業;団体;店舗;通勤通学者が養蜂活動を通じて協働するネットワークは、新しい地域社会のモデルとなり、それは災害時などの協働モデルとして最も実効的なつながりの可能性にもなるのです。
 さらに、そうした地域ネットワークは地域のブランディングの促進として、養蜂場所の伝統的な地名であり商品ラベルにも掲載される[猿楽町;男坂;とちのき通り]の世の中の認知を向上させ、地域経済に貢献することにもなります。

■接点3:活動資金の調達と経営経験としてのハチミツ販売
 こうした諸活動の資金調達として、養蜂の成果のハチミツを「明大エコハニー」として商品化し、販売しています。
 現在、近隣の飲食店や書店など約10店舗で販売しており、ここでも地域の皆様との協働が実現されています。また以下の販売サイトも立ち上げ、全国から購入できるようになりました。
https://meidaiecohoney.stores.jp/
 販売事業は、養蜂活動に参加する学生へ経済・経営学習の機会を提供し、身をもって実践した養蜂事業、経済活動に学問的な裏付けをする実践的な教育の場となっています。
 さらに、養蜂を社会事業として位置づけ、千代田区内の「子ども食堂」や「シングル・ペアレント家計」などコロナ禍で困窮が危惧される人々への無償のハチミツ提供も企画検討中です。

【主催者情報】
明治大学政治経済学部大森正之(環境経済学)研究室
(〒101-8301 東京都神田駿河台1-1明治大学研究棟809)
代表:大森 正之
事業内容:養蜂業、蜂蜜の製造販売/環境調査・教育事業/
地域連携事業等
お問い合わせ先:齋藤純寛(広報担当)
       mail:juncan1959@gmail.com
tel:090-2910-4057

リリース元:明大エコハニー
URL:https://meidaiecohoney.stores.jp/


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