赤嶺電研企画 /種もみから収穫までソーラーパネル下で栽培された米の稲刈ご報告

ソーラー米9月10日に収穫

弊社有限会社赤嶺電研企画が納入した潮来市のソーラーアグリハウスフレームおよび、同潮来市のソー
ラーシェアリング発電所にて発電事業者兼営農者 飯田真宏氏 並びに 発電事業者兼営農者 目黒誠
一氏により、2021 年 9 月 10 日にて「種から収穫までソーラーパネルの下で栽培されたお米の稲刈が完
了した」ことをご報告します。
時系列は下記です。
・2018 年 12 月 潮来市ソーラーシェアリング発電所納入 稼働
・2021 年 1 月 アグリハウスフレーム PV 納入 稼働
・2021 年 5 月 アグリハウス内で種からイネ苗育成に成功
・2021 年 5 月 潮来市ソーラーシェアリング発電所に作付け
・ソーラーシェアリング発電所にて 9 月 10 日に米の収穫に成功

有限会社 赤嶺電研企画は 2021 年 1 月に 潮来の米作農家である目黒誠一氏の自宅作業場所に、約
90KW の太陽光発電を搭載したハウス型フレームを供給いたしました。
そのハウス内で種からイネ苗を育成、そしてその苗を、稼働済みの飯田真宏氏のソーラーシェアリン
グ発電所下の水田に作付け、そして、9 月 10 日に収穫となりました。
結果としては品質・収穫量とも、従来の水田での育成と遜色のないものとなりました。
つまり、種から収穫まで、一貫してパネルの下で育ったお米の収穫となりました。

今後もアグリハウスフレーム PV(イタコメグロ型)ならびに、ソーラーシェアリング事業向け太陽
光発電所を設置販売いたします。
そして、営農者の両名様は、この度の実績をもって、このイネ苗並びにコメの作付・育成データについ
ても来年度より計測することにより、ソーラーシェアリング事業用申請営農資料として販売する予定
です。

【本システムの販売とその背景について】
脱炭素の取組みの必要性が話題となり、2030 年に温室効果ガス46%削減目標引き上げに伴う太陽光発
電の重要性の上昇、ソーラー適地の枯渇や、度重なるメガソーラー原因の事故などから、農地で営農を
しつつ、上空で太陽光発電を営む、いわゆるソーラーシェアリングの拡大についても注目されています。
弊社は常々、営農型太陽光発電について、検証研究を行ってまいりました。
そして先日 5 月 6 日のプレスリリース通り、昨年、潮来市の米作農家である目黒誠一様からの提案・計
画をいただき、ご自宅作業用地に、太陽光発電システム搭載ハウス型フレームの設置をさせていただく
ことになりました。
弊社設置の本フレームにお客様側と農業用ハウス建設業者様により、ハウス機能を追加し、本年 4 月よ
り、イネ苗の育成試作を行い、イネ苗の健全な育成に成功し、飯田氏所有のソーラーシェアリング発電
所下の水田に作付けし、見事収穫となりました。

一般的なソーラーシェアリング事業は日陰野菜や日陰植物を中心に、稲作、米作なども一般的に実施さ
れております。
アグリハウス PV のオーナーである目黒様は、イネ苗の作成から行う米作農家様であり、イネ苗作成の
ために従来型のハウスから本システム型へ移行できないか?を模索、弊社にご相談いただき実証施設を
建設することになりました。
稲作用の苗について、種からイネ苗の育成については田植え前に、3 週間程度の温度管理・日照管理を
行うため、一般的にはハウス内での育成を行う必要があります。
そのため、イネ苗から植生する営農については、1 年の間たった、3 週間のためにビニールハウスの維
持管理を行う必要があります。
ビニールの日照による劣化や、風災害などへの対策など、非常に維持にコストがかかるため、現在では
イネ苗からの育成農家様の数は減る一方という事態になっていました。その状況に一石を投じ、日本の
稲作農家を応援したいというのが目黒様の意向です。
そして、市内でソーラーシェアリング発電所営農を営む、飯田氏所有のソーラーシェアリング発電所下
の水田にそのイネ苗を作付けし、稲作は種から収穫までソーラーパネル下で行えることを実証すること
に至りました。米は日本全国で行っているため、広くソーラーシェアリングの可能性を広げていただく
ことになりました。

太陽光発電システム搭載型ハウスならびにソーラーシェアリング発電所で、平時は発電電力を売電また
は、自家消費等に利用することで、ビニールハウスの維持管理費を削減し、ソーラーシェアリング発電
所でさらに収入を安定化させることが可能です。

リリース元:赤嶺電研企画
URL:https://taiyoukoudenenkin.seesaa.net/article/483374000.html?1631493860


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