オファサポート/高齢者ドライバーの交通事故の減少を、 トレーニングによって実現するサービス開発を開始

~AIリスク判定とトレーニングメニュー提案を実施~

株式会社オファサポートグループ(本社:宮崎県宮崎市 代表取締役:服部幸雄、以下オファサポート)は、高齢者の運転ミスによる事故を未然に防ぐため、高齢者ドライバーの運転リスクの判定と、トレーニングメニューの提案と実施を支援するサービスの開発を開始することをお知らせいたします。なお、本取り組みは、宮崎県企業成長促進プラットフォーム(事務局:宮崎県産業振興機構)から、販路開拓を含む様々な支援を受けながら推進していることを併せてお知らせします。
・サービス開発の背景
2012年以降、交通事故死者数における65歳以上の高齢者の割合は50%を超えています※1。また、高齢者の事故と関係が深いとされる認知症ですが、2025年には実に65歳以上の高齢者の5人に1人(約700万人)が罹患すると予測されています※2。このような状況の中、義務化された高齢者講習を経て免許を返納する高齢者は増加しており、2019年には35万人の75歳以上のドライバーが自主的に免許を返納しました。一方で、免許返納によって、特に地方において買い物などの生活に大きな支障をきたすことや、免許返納後に要介護状態に陥るリスクは有意に向上すること※4などが知られています。特定の年齢を迎えたら一律に免許返納をすれば良いという単純な議論には収まらない、高齢者ドライバーご本人にとっても、日本社会全体にとっても、大きな課題と捉えています。
※1 警察庁 道路の交通に関する統計/交通事故死者数について
※2 厚生労働省 認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等に優しい地域づくりに向けて~」
※3 警察庁 運転免許統計
※4 J Nutr Health Aging. 2016;20(7):729-35. doi: 10.1007/s12603-016-0685-2.

・これまでのオファサポートの取り組み
オファサポートでは、生活と運転が切り離せない地方において、自動車教習事業と介護・福祉事業を通して培ってきた経験から、高齢者ドライバーの課題にいち早く取り組みはじめました。2014年から開始した、車の運転再開を目指したデイサービス「カーリハ®」は、介護保険制度でも認められ、車を運転したい、という高いモチベーションの高齢者が日々リハビリに励んでいます。更に、AIを活用した運転技能評価システム「S.D.A.P.®」によって、客観的な運転技能評価を実施。高齢者ドライバーに納得感のある免許返納を促してきました。この取組は、中小企業庁によるものづくり補助金、経済産業省の新連携事業などの公的な支援も受け、着実に開発を進めています。

・高齢者に運転寿命の延伸に繋がるトレーニングメニューを提供
オファサポートは、新たに高齢者ドライバーに対し、運転寿命の延伸に繋がるトレーニングメニューを提供するサービスの開発を開始しました。教習所での運転や普段の運転を通して、自動車を運転することで、個人に最適なトレーニングメニューを予測するAIを搭載予定です。教習所内で実施するトレーニングと、外部機関(近隣の介護施設やスポーツジム等)との連携によって提供するトレーニングなど、それぞれの強みを活かした支援体制を構築していきます。さらに、ニューノーマルへの対応として、日々の運転からリスク判定を行うシステムも併せて開発し、ハイリスクグループに優先して教習所への誘導を行います。運転を継続したい、という高齢者ドライバーと、そのご家族にソリューションを提供していきます。

株式会社 オファサポート について
2008年7月設立。南九州自動車教習所を創立以来、訪問リハビリ事業、介護福祉施設運営、タクシー事業、ホテル事業と展開を続けている。運転免許の教習を通じた安全な車社会への参加支援から、運転寿命の延伸トレーニング、免許返納後の生活支援までを視野に入れ、高齢者ドライバーの運転にまつわる社会課題解決を目指して特徴的な取組を行っている。

ホームページ: http://ofa-support.com
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
株式会社オファサポート  広報
TEL:0985-71-0006 
e-mail:shinchu@ofa-support.com

リリース元:オファサポート
URL:http://ofa-support.com


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