有尽蔵/ファンドレイジング団体「有尽蔵」(うじんぞう)の発足ならびに解散に関するお知らせ

有尽蔵

ファンドレイジング団体「有尽蔵」(うじんぞう)の発足ならびに解散に関するお知らせ

この度、展覧会『野山のなげき』(主催:DOGO、助成:公益財団法人東京歴史文化財団 アーツカウンシル東京 令和3(2021)年度第1回スタートアップ助成)の開催に際し、展覧会事業の資金調達に協力するためのファンドレイジング団体「有尽蔵」(代表:岡田真太郎)が発足し、解散する運びとなりましたので、その活動詳細についてお知らせいたします。

■設立趣旨ならびに活動内容

「有尽蔵」は、学生3名からなる新進気鋭のキュレーターチームが制作する展覧会『野山のなげき』の制作資金の調達を担い、資金提供者と主催団体であるDOGOとの間の調整を担うために設立されたファンドレイジング団体です。

「有尽蔵」という団体名は、かつて中国・唐代に実在したとされる寺院、無尽蔵に由来します。無尽蔵では集めたお布施を民間に貸し出す金融機関としての機能も有していた故事と、その名に反し無くなっている現実をもとに、本団体は「尽きることを前提とした蔵」をコンセプトに発足いたしました。そのため本団体は、展覧会『野山のなげき』事業が終了次第即時解散いたします。

ファンドレイジングによる財源獲得が広く注目を集めていますが、展覧会制作の現場においてはその周知がいまだ進んでいないと言わざるをえない状況です。その中で、当団体の取り組みが「一度限り」といえどもアートマネジメントの領域において意義のあるものとなると考えます。

■有尽蔵 団体概要
団体名     有尽蔵 (読み:うじんぞう)
代表者     岡田真太郎
事務所所在地  東京都台東区浅草4-24-2
設立日     2022/01/01
解散日     展覧会『野山のなげき』関連事業終了後即時
活動内容    展覧会『野山のなげき』制作事業への資金貸与ならびに提供
展覧会『野山のなげき』への協力や協賛に関する協力者とDOGO間の調整

■現時点(2022.1.24)の活動状況について
展覧会『野山のなげき』(主催:DOGO) に関する必要資金を確保し、当団体からDOGOへ当初予定していた繋ぎ資金提供が完了いたしております。
DOGOとの交渉の結果、展覧会ポスターおよび展覧会終了後発行予定の展覧会図録の提供枠を確保しております。引き続き、展覧会「野山のなげき」への協力・協賛および有尽蔵運営メンバーの募集をしております。

■展覧会『野山のなげき』への協力・協賛の募集について
上記のとおり、当団体はDOGOより展覧会ポスターと展覧会図録の提供枠を確保しております。『野山のなげき』展へのご協賛やご協力をご検討いただける方は当団体までお気軽にご連絡ください。喜んでDOGOとの調整を試みます。

■有尽蔵運営メンバー募集について
有尽蔵の運営に参加したい方を募集しています。ファンドレイジングに関するアートマネジメントなどを実践することが可能です。ご興味のある方は有尽蔵の解散前にご連絡ください。

■展覧会『野山のなげき』について
展覧会『野山のなげき』は、オルタナティブスペース・DOGOの主催により開催される、公益財団法人東京歴史文化財団 アーツカウンシル東京が令和3年度に新設した令和3(2021)年度第1回スタートアップ助成 (都内での芸術創造活動、対象となる芸術分野 美術・映像 団体枠)で採択された事業です。

展覧会の開催概要については以下に添付するDOGO提供、アーツカウンシル提供のプレスリリースをご参照ください。
◎展覧会「野山のなげき」プレスリリース(提供DOGO) https://drive.google.com/file/d/1CbJUp_kMzxP89sCcpPGWK10wxqCnj0xV/view
◎展覧会「野山のなげき」事業採択に関するアーツカウンシル東京のプレスリリース
https://www.artscouncil-tokyo.jp/uploads/2021/08/2021_1_startup-grant_release_210816.pdf
美術・映像分野 団体での採択は2件、採択率2.7%。(採択件数2件/申請件数73件より算出)

■代表:岡田真太郎略歴
岡田真太郎
アートマネージャー
美術商(専門は現代美術)
主な取扱作品:渋家《オーナーチェンジ》
出版:批評誌『アーギュメンツ』発行

1976年,名古屋生まれ。
2010年より美術商 専門は現代美術、不動産素材
伏見地下街協同組合在籍 元伏見地下街協同組合専務理事(2015-2019)
奥浅草と京都西九条に事務所
伏見地下街に店舗、奈良県吉野郡吉野町に民家を不動産素材として所有

主な経歴
2011年
愛知県名古屋市の伏見地下街内に譲渡特約付賃貸契約を用いて拠点開設
アートフェアULTRA004に伏見地下街アジトのディレクターとして出展
2013年
アートフェア東京2013に出展した渋家へコンセプト提案した《オーナーチェンジ》がアートフェア東京至上過去最高額となる。《オーナーチェンジ》の作品価格2億5000万円が最高額だったことから、国内アート市場の規模の小ささと課題を実感。この状況を改善する方法として、素材として不動産の価値化が可能な美術商を目指し、物件を購入した伏見地下街全体の価値化を《オーナーチェンジ》の試作として捉え、以後NPOを含む複数のテナント誘致などの地下街運営や助言や契約制作を《オーナーチェンジ》試作と捉えて行う。
2014年
アートフェア東京2014に個展を4度ディレクションした平井友紀がYUKI HIRAIとして出展
2015~2019年
あいちトリエンナーレのまちなか会場でもあった名古屋の伏見地下街にて、2015年から2019年5月まで地下街運営会議の進行役を担う専務理事を2期4年務める。地下街運営会議の司会として開場時間延長を議決するなど、設備や運営の改善を進める。
2018年
展覧会ALL NIGHT HAPS 2018前期「呼び出し、交換」キュレーター:黒嵜想(京都HAPS)に美術商として試作品や進行中の企画資料を展示。
2019年
試作について購入時の10倍以上の価格で不動産物件購入オファーを受ける。

■お問い合わせ
有尽蔵 (代表:岡田真太郎)
E-MAIL ujinzou@gmail.com

ファンドレイジング団体「有尽蔵」(うじんぞう)の発足ならびに解散に関するお知らせ
https://drive.google.com/file/d/1Gd8FNLrMuSQIn4HGDL0WrO-70jFipN4Q/view

以上

リリース元:有尽蔵
URL:https://drive.google.com/file/d/1Gd8FNLrMuSQIn4HGDL0WrO-70jFipN4Q/view


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