フィールドワークス／PDF帳票開発ツール「Field Reports 2.0」をリリース

フィールドワークス

ソフトウェア開発の合同会社フィールドワークス（所在地：愛知県春日井市，代表：梶田健史）は，Webシステム向けPDFテンプレートエンジン「Field Reports 2.0」をリリースいたしました。
2.0版では組版エンジンを刷新し，リッチテキスト・図形要素・可変テーブル機能を追加しました。Field Reportsの表現力が豊かになったことにより，チラシ・名刺・値札など様々な印刷物を出力するバリアブル印刷システムへの適用も可能となりました。

■Field Reports 2.0の新機能
(1) リッチテキスト（Professional版）
Field Reports 2.0では，PDF1.5版より追加された“Rich Text Strings”仕様をベースとして，独自のXML文書を定義しています。 「リッチテキスト」を利用する事で，文字単位でフォント・フォントサイズ等のスタイルを指定したり，ルビを振るなど，高度な自動組版が可能になります。

(2) 図形要素
SVG サブセット形式で，ベクトル図形を記述できます。
リッチテキストと組み合わせれば，テキストの中に任意の図形を埋め込むことも可能です。

(3) 可変テーブル
コンテンツの量に合わせて，行数や行の高さが可変のテーブルを作成できます。
連続帳票形式とすることで，複数ページにまたがるテーブルも作成できます。

■Field Reportsの特長
(1) マルチプラットフォーム／マルチ言語／クラウド対応
・Windows, Linux, macOSの各プラットフォーム上で動作します。
・Webシステム開発で用いられる代表的なLL言語（Python, Ruby, PHP）に対応します。
・JVM上で動作するJava, Scala，.NET上で動作するC#, VB.NET等からも利用できます。
・サーバーモードで起動することにより，Web APIサーバーとして動作させることができます。
クラウド環境において，帳票サーバーを容易に構成することができます。

(2) 開発効率の良いPDFテンプレートエンジン
・Excel, Word等の市販オフィスソフトとAdobe Acrobatを用いて，効率よく帳票設計を行うことができます。
・帳票のページ構成，テンプレートに流しこむ可変データ（テキスト，画像），スタイル指定などの情報をJSON形式のレンダリングパラメータとして統一的に記述できます。

(3) 高度な日本語組版機能
・JIS X 4051にもとづく自動組版エンジンを実装しています。
・Unicode拡張漢字・異体字セレクター・グリフ直接指定に対応し，難解な人名漢字を利用することができます。

■「Field Reports」の概要
(1) 販売価格
Field Reports Standard 年間ライセンス
マシン台数1台 44,000円（税込）
マシン台数2台 66,000円（税込）
マシン台数4台 110,000円（税込）

Field Reports Professional 年間ライセンス
マシン台数1台 66,000円（税込）
マシン台数2台 110,000円（税込）
マシン台数4台 198,000円（税込）

(2) 製品情報

https://www.field-works.co.jp/製品情報/

■お問い合わせ先
合同会社フィールドワークス　担当：梶田
E-mail：info@field-works.co.jp
TEL：050-5873-2548

リリース元：フィールドワークス
URL：https://www.field-works.co.jp/