HANA-Re/京都の山里”花背”で、春をみつけるワラ細工のワークショップ

「春分のワラ細工」を開催

「春分のワラ細工 -コンテンポラリージュエリー作家と まなぶワラ細工-」を開催

昼と夜の時間が同じになる春分、季節は冬から春へとうつります。
春分の日は「自然を讃え、生物を慈しむ日」。 藁(ワラ)は、稲として土から生まれ、人の手で藁(ワラ)になって使われて、その役目がおわると土に還っていきます。暮らしの中にある藁(ワラ)は、そんな自然の循環の一時の姿ですが、目でみて指でふれることで、街中に暮らしていても自然を感じとることができます。
今回は、講師が生まれ育った京都の山里”花背”で、基本の鍋敷きを皆さんと一緒につくります。
ワークショップはもとより、会場周辺の牧歌的な光景も魅力のひとつ。春をみつけるショートトリップをお楽しみください。
講師は、その独特の作品スタイルで注目されている 花背WARAの藤井桃子さん。

【開催の背景】
SDGsが目指す世界の実現には、現代的な世界を俯瞰し、今ある社会問題を捉えると同時に、時間軸を横断し過去から未来を俯瞰することで、望まれる社会の姿や問題解決につながるアイディアを再発見することが必要でしょう。
古来、日本には藁(ワラ)の文化がありました。稲を脱穀して残った藁を捨てるのでなく、加工をして縄やワラジといった日用品をつくり、家畜の餌となり、家屋の壁や屋根の材料にしました。藁を焼いた後の灰は、灰汁にしてアク抜きをすることや、田畑に撒くことで土壌の酸性化が防げることを知っていました。このような藁のサイクルは、人々にとっては”再生”を具現化するものとして捉えられ、いつからか注連縄などの形となって神事に用いられるようになったと考えられます。藁は物として広く利用される一方で、精神性や宗教心を掲げるシンボルとして、当たり前のように人々の暮らしにありました。
講師の藤井さんは、藁で独創的なジュエリーやオブジェをつくっています。
地域の古老が伝えた藁細工を洗練させてジュエリーにする。更には、良質の藁を求めて手づから稲を育てる。出生地であり活動の拠点である「花背」という地名をブランド名に加え周知をはかる。このような藤井さんの活動は、過疎化のすすむ山間地域を再生することにもなっています。SDGsの視点からは、藁そして藤井さんから学ぶべきことは少なくありません。
藁細工のワークショップでは、軽くふくやかな藁に触れ、叩いたり曲げるたびに漂う匂いをかぐことで、人を癒やす効果も期待できます。古びた日本家屋のゆったりした空気とあいまって、日々張り詰めた時間を過ごしておられる方をリフレッシュすることでしょう。

【概要】
開催日時 :2023年3月19日(日)12:30 – 14:45
プログラム:ワラ細工ワークショップ 12:30 – 14:15
      ティータイム  14:15 – 14:45
参加費用 :¥3500(指導料・材料費、お茶+おやつ、すべて含み)
会場   :HANA-Re/ハナレ(京都市左京区花背別所町)
詳細・申込み:https://www.lab-life.jp/wara2023

【講師紹介】
花背WARA 藤井桃子
京都市左京区花背出身。京都市立芸術大学美術学部美術科版画専攻卒業。京都市左京区花背在住。
自身のブランド『花背WARA』のデザイナー兼作家として活動中。ジュエリーを中心にアートオブジェや、昔ながらの藁細工も含め、WARAの可能性を広げている。「ニノさんとあそぼ」2023年1月16日放送回に藁細工作家として出演など
花背WARA http://hanasewara.com/

【主催】
ハナレ・生活研究所
ホームページURL:https://www.lab-life.jp/

【お問合せ】
Eメール:lab.life.jp@gmail.com
電話:090-4908-6230 (タケヤマ)

リリース元:HANA-Re
URL:https://www.lab-life.jp/wara2023


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