FCEJ / リーダー・イン・ミー/【SDGs / ESD】 質の高い教育をみんなに サステナブルな学校教育を!

世界60カ国に広がる「リーダー・イン・ミー」プログラム

「7つの習慣」を基盤としたリーダーシップ教育を提供しているフランクリン・コヴィー・エデュケーション・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表:猪口真)は、今年4月から全国の公立・私立の小中高等学校、全43校で「リーダー・イン・ミー」プログラムを展開することになりました。

「リーダー・イン・ミー」は、1999年に米国の小学校で始まった「7つの習慣」を軸とした学校改革プログラムで、21世紀を生き抜くために自ら考えて行動できる「自己リーダーシップ」を育て、その上で他者と協働できる「人格」を育む全人的教育です。これは児童・生徒だけを対象としたプログラムではなく、まずは指導にあたる教職員一人ひとりがリーダーシップを学び、実践することで児童の模範となります。教職員が変わることで児童が変わります。児童が変わることで保護者が変わり、そして保護者が変わることで社会が変わるインサイドアウトのアプローチです。

◆SDGs / ESDと「リーダー・イン・ミー」
「リーダー・イン・ミー」は現在、世界約60カ国、約6,000 校で導入されており、互いに異なる文化、宗教、言語、生活習慣を持ちながらも、共通の普遍的な原理原則の教育で繋がる大きな1つのコミュニティを築いています。各国で社会に影響を与えるインサイドアウトを起こすことで、世界をより良く変えることができます。

私たちはどこの国に住んでいようが教育を通し、この世界をより良くする仲間であり、同じビジョンで繋がった同士です。ある国で起こっている問題は、その国の問題ではなく、同じ地球人、私たち全員の問題だと考えています。

そのため世界のリーダー・イン・ミー導入校同士で児童の学習や教職員の指導の様子を報告し、互いに情報を共有し合える仕組みを構築しています。児童・生徒がオンライン動画で繋がり、互いの文化を学び合うこともあります。世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が広がった時には、子どもたちが主体性を発揮し、感染予防対策を訴えるビデオを送り、互いに励まし合いました。ウクライナのリーダー・イン・ミー校が爆撃の影響を受け、児童が学校へ通えなくなった時には、隣国のルーマニアのリーダー・イン・ミー校が受け入れを支援し、世界に向けてウクライナへのサポート・寄付支援を呼びかけました。

こうした行動は、まさにSDGsの教育4.7で示されている「持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、 男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする」力、そしてESDにおける「現代社会の問題を自らの問題として主体的に捉え、人類が将来の世代にわたり恵み豊かな生活を確保できるよう、身近なところから取り組み、問題の解決につながる新たな価値観や行動等の変容をもたらす」力となっています。

◆ ESDで目指す力と「7つの習慣」で身につく力
なぜ、「リーダー・イン・ミー」を学ぶ児童・生徒にこのような力が身につくのでしょうか?それはプログラムの基盤である「7つの習慣」にあります。

例えば、文部科学省の「持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)のサイトで「持続可能な社会づくりのための課題解決に必要な『7つの能力・態度』」が下記のように紹介されています。

ESDの視点に立った学習指導で重視する能力・態度
  1. 批判的に考える力
  2. 未来像を予測して計画を立てる力
  3. 多面的・総合的に考える力
  4. コミュニケーションを行う力
  5. 他者と協力する力
  6. つながりを尊重する態度
  7. 進んで参加する態度

※出典:国立教育政策研究所「学校における持続可能な発展のための教育(ESD)に関する研究〔最終報告書〕」

これらの力は「7つの習慣」の概念にすべて含まれており、世界各国で幼稚園から(2023年4月現在:日本では小学校1年生から)こうした力を身に付ける学習が行われています。

<第1の習慣>主体的である:自分に責任を持つ習慣
自分の人生に自分で責任を持ちます。自分の人生は自分が行った選択の結果であり、自分の身に起こることへの反応の結果であるという考え方です。外から受ける力や状況とは関係なく、自分自身で感情と成長を選択できるようになります。

<第2の習慣>終わりを思い描くことから始める:自分のビジョンを持つ習慣
自分のミッションやビジョン、大切にしていること、人生の目的、達成したいことを明確にします。行動を起こす前に計画を立てます。計画は自分のビジョンや人生の目的などを軸として考え、それに基づいて組み立てます。

<第3の習慣>最優先事項を優先する:自己管理の習慣
自分のミッションやビジョン、目標に向けて実践、行動します。目標達成に向け、最も重要な活動を優先して行い、時間を効果的に活用します。

<第4の習慣>Win-Winを考える:相互利益の習慣
だれか一人のためだけ(私かあなた)になることでなく、みんなのためになることを追求します。「足りない」という考えではなく、「みんなに十分行き渡るほどある」という「豊かさ」を中心に考えます。

<第5の習慣>まず理解に徹し、そして理解される:共感によるコミュニケーションの習慣
人間関係を築き、よりよい関係を保ち、育てるために「傾聴」を大切にします。相手を理解するために「共感による傾聴」に重点を置きます。

<第6の習慣>シナジーを創り出す:創造的協力の習慣
自分一人では考えつかないアイデアや解決策を生み出すために、互いに創造的に協力します。シナジーを創り出すには、第4の習慣のWin-Winの考え方、第5の習慣の共感による傾聴が必要です。

<第7の習慣>刃を研ぐ:日々の再新再生の習慣
刃を研ぐとは、個人が持っている最大の資産、つまり自分自身を大切にし、強くすることです。日々の生活において4つの側面、「肉体」「社会・情緒」「知性」「精神」のバランスをとり、自分自身を磨いていきます。

◆「リーダー・イン・ミー」プログラムの発展
私たちは、今後も日本に、そして世界にリーダー・イン・ミー校を増やし続けたいと考えています。ですが、日本の公立の小中学校ではリーダー・イン・ミーの導入費用がなく、導入を断念している学校が多数あります。

そこで私たちは法人・企業・団体でのCSR活動、SDGs活動と提携した活動や支援、個人様からのサポートを広く募集しております。

寄付支援はこちらから:https://syncable.biz/associate/GlobalLeadership
(寄付先:一般社団法人The Global Leadership Impact Fund Japan)

法人・企業・団体様における支援のご検討につきましては、ぜひ一度弊社にご連絡いただき、ご相談のお時間をいただけましたら幸いです。

連絡先:contact@edu-franklincovey.jp
担当:高橋

リリース元:FCEJ / リーダー・イン・ミー
URL:http://www.edu-franklincovey.jp/


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