Asia Lab/たった一つのチョコレートから始まるフェアトレード

Asia Lab

集中力を高めたい時やほっと一息つきたい時、皆さんなら何を食べますか?
そんな時、私はチョコレートを食べます!チョコレートに含まれている「テオブロミン」は脳を活性化させる働きがあり、リフレッシュ効果や集中力アップが期待できると科学的にも証明されているそうです。

そんなチョコレートの原材料であるカカオ豆の生産者について考えたことがありますか?私はあることがきっかけになるまでは、考えたこともありませんでした。
それからはチョコレートだけでなくさまざまな商品を購入する時には、商品の価格や機能性だけで選ぶのではなく生産者についても考えるようになりました。
今回私は、生産者と関わりを深く持つことができるフェアトレードについてお話をします。

フェアトレードって何?
フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。
つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。
(フェアトレードジャパン ホームページから引用)
フェアトレード商品にはカカオ豆の他に、コーヒーや紅茶、果物、ジャム、はちみつなどがあります。食べ物以外にはコットン製品やサッカーボールなどが挙げられます。

では、なぜこのような仕組みがあるのでしょうか。
先進国は大量生産による低価格を追求するために、途上国の生産者を不当な対価で働かせて商品を買い取ったり、必要以上の農薬を使用したりしていました。その結果途上国では、14歳未満の児童が家計を支えるために、学校を辞めて労働を強いられたり、過度な農薬の使用により環境破壊や生産者の人体に悪影響を及ぼしたりするなどの深刻な問題が起きています。
この現状を是正するために、フェアトレードの仕組みがあります。
生産者の労働環境や生活水準が保証された上で、自然環境にもやさしい配慮がなされる持続可能な取引のサイクルを作っていくことが今後重要となってきます。

フェアトレードの現状
世界のフェアトレードの現状を見てみましょう。
イギリスのフェアトレードの認知度は85%、スーパーなどで国際フェアトレード認証を見たことがある人の割合は96%と非常に高くなっています。ここまで普及率が高いことに考えられる要因として、フェアトレードについて取り上げている新聞記事を見かけることが多いことや、街全体でフェアトレードの普及を目指す「フェアトレードタウン」が多数存在していることなどが考えられます。
それに対して日本はどうでしょうか。一般社団法人フェアトレードフォーラム(FTFJ)が2015年に日本人に行った調査によると、フェアトレードという言葉を見聞きしたことがある人の割合は全体の54.2%、フェアトレードの認知度は全体の29.3%という驚きの結果が明らかになりました。

では私たち若者世代は?
日本の若者のフェアトレード認知率は、小中学校の授業で学ぶところもあるため、70~80%という調査結果があります(学生団体Asia Lab調べ)。その一方で、実際の購買率は20%程度なのが現状です。
私はこれからの時代を担う若者にこそ、途上国を支援できるフェアトレード商品を手に取ってもらいたいと思っています。私自身もフェアトレードを通して途上国について深く学び、自分の行動が及ぼす影響について考えるようになりました。現在では、途上国の現状を変えたいという同じ想いを持つ学生を増やすことが私の目標です。

ですが、日本においてはフェアトレードの商品を見つけることが難しい問題があるので、取り扱うお店がどこにあるのかを明確にしていくことがこれからの取り組むべき課題だと感じています。

・フェアトレードの商品をプロモーション支援する学生団体Asia Labとは?

その現状を変えるための解決策の1つとしてAsia Labがある

先述の通り、フェアトレード商品を取り扱うお店を明確にしなければならないという課題もありますが、私は、それ以前に、日本の若者に対してフェアトレード商品の魅力や価値を伝えたいと考えました。その手段の1つとして、学生団体Asia Labがあります。私はこの団体の一員で、途上国について考えるきっかけとなった団体です。フェアトレードの認知率や購買率を高めるために、フェアトレード商品のプロモーション支援を行っています。現在2つのNPO法人様と共に活動しており、主な活動実績としては、クラウドファンディングやマルシェへの出店、学校講演などを行ってきました。
Asia Labはコロナ禍でもフェアトレード商品の購入を通して、日本から気軽に支援できることを皆さんに知って貰うために日々活動しています。
私は、このAsia Labの一員として活動する中で、初めてフェアトレードの仕組みについて理解し、生産者に正当な賃金が払われるフェアトレード商品を買いたいという思いが芽生えました。

そして私が実際に購入したフェアトレード商品は普段使いできるような木の温かみのあるカトラリーもフェアトレード商品なんです。
次に私にフェアトレードの価値観を教えてくれたAsia Labについてお話ししたいと思います。

・設立動機
途上国の人たちを救うために、2020年5月に学生団体Asia Labが設立され、現在25名で活動しています。2020年3月、商品開発プロジェクトのために、設立メンバーである6名がカンボジアへ2週間渡航し、そこで、ストリートチルドレンやスラム、児童労働の現状を目の当たりにしました。
そこで、生まれた場所、環境、持っているお金が違うだけで、挑戦できる機会や解決策の幅が劣ることに対して、強い憤りと疑問を感じました。そして、途上国の人々のために何かできないかと思い、帰国後その想いを形にするために設立されました。

・代表の想い~イケてる人ってどんな人?~
代表は、フェアトレード商品のプロモーション活動を通じて「Ethical Cool」の世界観を広めたいと考えています。
「Ethical Cool」とは造語で、「高いブランドの服などを着こなすことは確かにかっこいい。しかし、『真のかっこよさ』とは、自分の利益だけでなく生産者や周りの利益までも考えて、購買行動をすることです。例えばフェアトレードでいうと、生産者の想いや現地の現状を踏まえた消費は優しくてかっこいい。この想いが途上国の労働環境の改善に貢献することに繋がる」
そのような世界観を表す言葉です!
皆さんもフェアトレード商品を購入することで、「Ethical Cool」の一員になってみませんか?

・そんな代表がいるAsia Labで活動しませんか?
Asia Labは現在、4月から活動してくれる2期生を募集しています!
メンバーと途上国の現状を変えるために一緒に活動しませんか?

Asia Labは、
✔️アジア諸国に興味がある
✔️プロモーションをやってみたい
✔️何か行動したいけれど、何をしたら良いのか分からない、、、

このような方にピッタリです!
ぜひ4月からAsia Labで一緒に活動しましょう!

もっと詳しくAsia Labを知りたい方はInstagram(@asialab.osaka)、Twitter(@AsiaLab_0506)をご覧ください!

Asia Labの活動に関する質問や2期生としてAsia Labで活動したい方は、ぜひこちらのSNSのダイレクトメッセージにご連絡ください!

リリース元:Asia Lab
URL:https://www.instagram.com/asialab.osaka/


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