正和幼稚園／町田市のこども園がグッドデザイン賞受賞

地域に開かれたこども園建築を実現

東京都町田市を本拠地とする、学校法人正和学園の認定こども園正和幼稚園(東京都町田市山崎町)が、公共の建築・空間の分類において、2021年度グッドデザイン賞を受賞。デザインは、ナフ・アーキテクトアンドデザイン(有)代表・中佐昭夫氏、須田牧子氏。プロデューサーは正和学園理事長・齋藤祐善。約50年前に造られた東京郊外のマンモス団地の一角にある幼稚園の建て替え計画として、団地内に住む在園児が減る中で「いかに団地外と関係づけられるか」が重要な点であった。それとともに、保育室から直接園庭に出られる配置、遊戯室とキッチンの一体化、２棟の建物間に設けた多目的に使える拡張空間を通して、関わりを重視した園の理念を丁寧に計画した。グッドデザイン賞の受賞については、幼保連携型認定こども園町田自然幼稚園(東京都町田市忠生)も2006年度に建築・環境デザイン部門 – 建築デザインの分類においてグッドデザイン賞を受賞しており、正和学園としては2園目の受賞となる。

リリース元：正和幼稚園
URL：https://seiwagakuen.ed.jp/