花背森林空間活用協議会／自然いっぱいの京都・花背で『サウナ・サカナ・キャンプ Fes』を開催

ストレスを自然の中でリトリートして、過疎化した地域を元気に。

京都市北部の山間地域”花背(はなせ)”で開催する、未利用の地域資源を活かしたサウナとフィッシングとキャンプのイベント。ストレス社会に生きる人を自然の中でリトリートし、過疎化・高齢化した地域を元気にする２日間。体感するSDGs。

■開催日時・会場ほか
サウナ・サカナ・キャンプ Fes「京都-奥山であそぶ　サウナ・サカナ・キャンプ in 広河原トラウトタウン※」
開催日：2022年７月23日（土）−24日（日）
　　　　23日　15:00 〜　22:00
　　　　24日　9:00 〜　15:00
会場：広河原トラウトタウン（京都府京都市左京区広河原菅原町１１５）
ＨP：https://www.lab-life.jp/ssc-fes

■背景
花背地域は、全国各地の山間地と同様に人口の過疎化と高齢化が顕著です。地域内で業としての林業の持続は容易でなく、管理放棄された山林には倒木が多見されます。昨年末には、地域唯一の集客施設の飲食と宿泊部門は、新型コロナの煽りを受け休業を余儀なくしたため、施設全体は今や事実上”集客施設”でなくなりました。さらに当該施設は地域住民の就業の場でもありました。エネルギー革命から木材の輸入自由化政策を経てコロナ禍へと、地域内にはあらたな産業が常に求められてきました。

■事業の目的
地域内の未活用の森林資源（具体的には、北欧を想起させる景観、山に放置された間伐材、潤沢な水量を誇る上桂川など）を利活用した住民の手による新たな地域内サービスの創出にむけたキックオフイベント。
会場の地である広河原地域は、勇壮な火まつり”松上げ”が江戸時代から伝わり、近年には炭（鞍馬炭）づくりが有志によって復活されました。多くの山主は疲弊しているとはいえ、地域の林業は平安京造営のころに遡るものとの自負があります。また、家々は川の流れに沿って点在し、かつては山からの谷水を生活用水にし、川の流れを利用して下流に木材を運んでいました。火・木・水は、地域の方々にとってのアイデンティティであるとも言えるでしょう。それらを今、衆目を集めるサウナによって統合・再価値化をし、都市居住者に地域内のあらたなサービスとして提供します。ストレス因子に囲まれた都市から距離をおき、地産の食材に舌鼓をうったり、サウナをはじめとした深い自然体験を通して、皆さんをリトリート＝健康にします。地域内で生まれる各種サービスによって、この地を訪れるビジターの時間消費・地域内資源消費※※がすすめば、結果として地域を元気にします。

■イベント・プログラム

23日　15:00 〜　22:00
・サウナハットをつくろう・ワークショップ（定員有；別途料金要）
・かがり火点火
・アウトドア−ディナー　；HANASE HIGHLAND INN プレゼンス
　　−広河原薪炭再生集団に炭をご提供いただきます
・サウナトーク
・サウナ（手づくりサウナ小屋×１、テントサウナ×３）
　　−薪の一部に山の放置材を利用します

　23日の夜は、会場内でのテント泊が可能です。星空も楽しめると思います。
　スピンオフ＝サウナハットワークショップ（15:30〜17:00)

24日　9:00 〜　15:00
・サウナ（手づくりサウナ小屋×１、テントサウナ×３）
・ちびっこの釣り体験、ガサガサ（川の生き物捕り）
・フィッシング教室
・モルック（Molkky）コーナー
・音楽ライブ、フードコート　など

■サウナトーク
　サウナ文化論、地域に伝わる火の話
・メインゲスト　奥田祐也さん　フィンランド政府観光局公認サウナアンバサダー　トラベルカルチャー誌『Coyote』編集者
・ゲスト　葛西清司さん　広河原松上げ保存会会長　広河原薪炭再生集団
・ホスト　ケルガード慶子ほか

■河川環境保全
キックオフイベントで得られた収益金の一部は「上桂川を守る会」に寄付し、上桂川の河川環境保全活動の資金に充てていただきます。

■イベントの協力団体
・Woodstick、別所エナジー、Impact Hub Kyoto、広河原自治振興会、広河原薪炭再生集団、八尋製作所 ほか

■事業者概要
花背森林空間活用協議会
代表：ケルガード慶子（けるがーどけいこ）
所在地：京都府京都市左京区花脊原地町１２０
設立：2020年7月
事業内容：森林空間を活かした各種事業の実施、人材の育成事業等
HP：https://www.facebook.com/MorinoConcierge

■ 本プレスリリースに関する問い合わせ
担当者名：タケヤマ 090-4908-6230
連絡先：lab.life.jp@gmail.com

リリース元：花背森林空間活用協議会
URL：https://www.lab-life.jp/ssc-fes