株式会社轍(わだち)コンサルティング/「先生」「指導者」ではなく【伴走者】が支援のトレンド

自己実現を目指す経営者に必要な支援者とは?

株式会社轍(わだち)コンサルティング、代表取締役:林田康裕氏による「伴走型コンサルタント」についての書籍が2022年9月12日に発売開始となった。9月上旬の予約販売の段階でAmazonの「企業再生・倒産」カテゴリにおいてランキング1位となり、その後も順調に販売数を伸ばしている。
本のタイトルはと言うと「契約が継続する独立系コンサルタントの働き方」という、いわばコンサルタント向けの内容に見える。しかしこの書籍に書かれている事は、世の中の社長にとって今求められている支援者の姿そのものであり、社長こそが読むべき書籍である。
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「伴走」という言葉をよく聞くようになりました。先生や指導者でもなく、メンターでもない。
昭和の時代であれば、売上および利益を上げるという事だけで満たされてきたのかもしれません。ですが、今は売上というゴールだけではなく、望むプロセスにもこだわりを持つ経営者が増えてきています。
モノや情報が溢れる今、あらゆる選択肢があります。分からない事はネットで調べればすぐに出てくるご時世。今は情報を収集するよりも、「自分らしさ」を探求する方が増えてきています。
ビジネスを展開していると、次第に視野が狭くなってくる事があります。良くも悪くも、自分の経験が作用してしまうのです。経験があるからこそ新たなアイデアも浮かびますが、実は経験が邪魔をするケースの方が多くあります。それが固定概念です。そしてその固定概念が経験は自らの視野を狭くしてしまいます。
たとえばですが、商品の販売について。本来の商品の役割というのは、「お客さんの需要を満たす」ためのものです。そしてその需要というのは、お客さんから「こんな事出来ないの?」「こんな商品があったら嬉しい」というお客さんからの声が火種になっているはずです。
しかし、年月を繰り返していると、「お客さんの需要を満たす」事ではなく、「今ある商品を販売する」事が目的にすり替わってしまいます。その結果、新たなお客さんのニーズに気付けなくなるのはもちろんの事、自社のさらなる可能性が見えなくなってしまいます。商品というのは、元々は商品ではなく、商品化できるスキルやリソースの集合体にすぎません。

私たちには、4つの「知」があると言われています。
まずは1つ目。【知っている事を知っている】という側面。これは何かと言うと、「私は日本語を話せるという事を知っている」「私は〇〇の資格を持っている事を知っている」という、知っている事に対して自分でも自覚しているという「知」の側面です。これに関しては他者からの助言は必要ありません。
そして2つ目。【知らない事を知っている】という側面。「私は
スペイン語を話す事が出来ない」「私は大型運転免許を持っ
ていない」という、自分/自社がそれを知らない、または出来ないと
いう事を自覚している「知」の側面です。
そして外部からの意見が重要になるのはここからです。
次に3つ目。【知っている事を知らない】という側面。これは、他者からの評価を自己認識しておらず、自分/自社の強みに自覚がないという事です。分かりやすく言うなら、「すでに自分/自社が持っている価値を商品化できていない」という事になります。
そして最後の4つ目。【知らない事を知らない】です。簡単に言えば、「自分の強みを自分で認識していない」「自分の弱みを弱みと認識していない」という側面です。これは大きな機会損失になりますし、自社の見直しをせずして、時代にそぐわないビジネス展開を続けて行くことにもなり兼ねません。

ビジネスにおいては、いかに客観的に自分/自社を見る事ができるか。これが重要な要素になります。気が付けば、自らが望まない方向に進んでしまっている事にさえ気づいていない、その様な事も起こります。常に自分の「そもそもの考え」と答え合わせをしながら進むことにより、最短で望む結果に到達する事ができます。その際に必要な人こそが、伴走者になります。
経営者というのは、自ら身銭を切って商売をしています。どれだけ意識の高い従業員がいたとしても、しょせん固定給をもらう立場です。経営者との意識の違いは拭えませんので、その差が埋まる事はありません。だからと言って、家庭に帰っても自分の事を100%理解してもらえる訳でもない。経営者仲間と時間を共にしても、そこまでの相談ができない。経営者というのは、自らの事を360度理解してくれる人がいないものです。その様な状況において必要になってくるのが、外部の伴走者です。
この書籍では、なぜ専門の業界に精通していない伴走型スタイルのコンサルタントを起用する事で自らが望むゴールに早く到達できるのかについて書かれています。今私たちに必要なのは、新たな知識やスキルではなく、俯瞰です。既にある社内リソースを最大限生かす為にも、【知っている事を知らない】【知らない事を知らない】この点にフォーカスし、展開していかなければなりません。

リリース元:株式会社轍(わだち)コンサルティング
URL:https://ltv-design.com/


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