保育士転職more/保育士の仕事の大変なことランキング【保育士100人にアンケート調査】

保育士転職more

株式会社かける(本社:東京都品川区)が運営する保育士転職moreは( https://hoikushi-more.jp/ )、保育士100名を対象に「保育士の仕事の大変なこと」についてアンケートを実施し、そのアンケート結果をランキング形式で公開しました。

アンケート結果詳細:https://hoikushi-more.jp/hoikushi-tsuraikoto-ranking/

■アンケート調査概要
調査対象:保育士資格保有者
調査日:2023年2月8日〜2023年2月14日
調査方法:インターネットによるアンケート取得
調査人数:100名(男性5名、女性95名)
調査年代:20代33名 / 30代56名 / 40代11名

※有識者として保育士ライターとして活躍されている仲原秋穂さんにアンケート調査結果についてコメントもいただいております。

■コメントをもらった有識者
仲原秋穂
神奈川県在住。短大で保育士資格と幼稚園教諭二種免許を取得。八王子市の保育園で8年勤務。0歳児クラスから年長クラスまでまんべんなく担任をし、幼児クラス担任時はクラスリーダーを経験。子ども達が楽しく過ごせるよう心掛けて日々の保育に努める。出産を機に退職し、現在は3歳のやんちゃな娘を家庭保育しながらWEBライターをしている。趣味はランニング、登山、編み物【保有資格】保育士、ベビーマッサージインストラクター、ベビーヨガインストラクター、食育アドバイザー

■保育士の仕事で大変なことランキング

【保育士の仕事で大変なことランキング1位:給料面】

保育士の仕事で大変なこと・辛いことの1位は給料面と100人中73名の回答がありました。

保育士(東京都)33歳女性 責任は増えていくのに、お給料には反映されない
お給料がとても少ない。企業型で働いていたが、責任は増えていくのに、お給料には反映されず。また、夕方などになると、保育者の人数が必然的に減り、一人でみる子どもの人数が多かった。また、どんなに頑張っても、書類作成の時間をとることが難しく、休日に自宅で考えたり、残業して行うことも多かった。

保育士(千葉県)23歳女性 給料が見合わない
給料が見合ってないというのはずっと思っています。 自分が働いている園は残業代がつくので、まだ良い方だとは理解していますが、それにしても手取り16万で満足な生活はできないと感じています。日々のストレスの発散を土日にするにしても自分のやりたいことは出来ずにイライラしたり、病院に行くにしてもお金がかかるので、そこでもケチってしまったりと金銭面的にも余裕がない分、生活にも余裕がなく、なかなか心が休められずこのままでは体調を崩してしまうと感じています。

保育士(埼玉県)27歳女性 ほぼ毎日サービス残業でとても辛い
労働時間が長く、ほぼ毎日サービス残業でとても辛いです。子どもと接するのはすごく楽しいし、やりがいを感じるけれど毎日12時間程、園に縛り付けられている感じがしてしまって辛いと感じます。残業代がきっちり出るのであれば文句はないのですが、月に4時間分のみの残業代しか支払われないので、シフト時間をすぎると「またか」と落胆します。また、上司が気分屋過ぎて毎日ハラハラしています。前回は良くても、その日に機嫌が悪いとダメ扱いになってしまいます。結構ストレスです。

【保育士の仕事で大変なことランキング2位:職場の人間関係】

保育士の仕事で大変なことの2位は職場の人間関係で100人中70名の回答がありました。

保育士(東京都)32歳女性 保育士は女性が多いので、陰口が多い
保育士は女性が多く、女性ならではの陰口の多さも正直目立ちます。誰かの悪口を聞くのも嫌ですし、空気を悪くするようなお局と同じ日に勤務した時にはこちらの気持ちも下がってしまいす。何も問題のない職場はないかもしれませんが、やはり人間関係で悩む保育士は周りに山ほどいます。また、子供たちへの対応が難しいのも一つの大変なこと。少し強めに叱るだけでも今は虐待だとか言われてしまうこともあるので、言葉一つにしても丁寧にしなければならないという意識を持つために結構大変だったりします。

保育士(香川県)28歳女性 女社会なのである程度きついイメージはしていたが、とても耐えられる環境ではなかった
大学生の頃ボランティアで保育園に通っていた時には気付かなかったのですが、3人組で新人の先生をいじめる中堅の先生達がいてとても辛かった。女社会なのである程度きついイメージはしていたが、とても耐えられる環境ではなかった。仕事自体にやりがいがあったので職場の人間関係などで辞めたくはなかったが、労働時間拘束時間が長い上に人間関係がよくないと精神的にとてもしんどくなり辞めるしか選択肢がなかった。あの先生達がいなければ今も同じ園で続けていたのかなと思うと辛くなる。

【保育士の仕事で大変なことランキング3位:書類作成】

保育士(三重県)34歳女性 書類作成・書類処理で残業や休日出勤がよくあった
子どもとの関わりはとても楽しくやりがいをたくさん感じていましたが、特に仕事面で大変だったのは様々な書類作成です。日中のほとんどは子どもたちと接しているため、書類処理ができるのが子どもたちの降園後しかないため、残業や休日出勤はよくありました。子どもとのやり取りは体力的にも大変なところがあるので、そのあとの書類処理は余計に大変でした。また給与面でも安く感じることがあり、怪我をしないように、命の危険がないようにと神経を使うなか、給与が見合っていないと感じることが多々ありました。今では、結婚・引越しを機に保育士をやめ、事務職として働いていますが、育児もしている今、また保育士として再就職することは体力的にも金銭的にも難しく思います。

4位以下の通りです。
4位:保護者対応(62名)
5位:行事の準備(57名)
6位:労働時間が長い(49名)
7位:プライベートとの両立(43名)
8位:休みが少ない(32名)
9位:子どもとのやり取り(27名)
10位:その他(5名)

ちなみに、その他(5票)については「体力が相当要る」「子どもが怪我をしてしまった」「コロナに関する体調管理が大変」といった回答となっていました。

■保育士経験者 仲原秋穂さんのコメント
このランキングで他と大きく差をつけて圧倒的に多かったのは「給与面」、次いで「職場の人間関係」という結果になりましたが多くの保育士は共感できる調査結果ではないでしょうか。
給与面に関してはここ数年世間でも取り上げられており、世の中にも広く浸透している事実といえます。また、職場の人間関係については、保育士の男女比は圧倒的に女性が多く、そのために女性社会になりがちです。さらには保育士は子どもだけでなく、保護者や地域との良好な関係を築くことも大切な仕事であるため、日頃から精神的にストレスを感じやすい職業ともいえます。よって職員同士でそのもやもやした気持ちをぶつけてしまったり、立場が上の保育士が立場が下の保育士にきつくあたってしまう場面が見られるのも事実です。
3位の「書類作成」ですが、保育士は子どもをみるだけが仕事ではなく、児童票やおたよりなどの書類関係の業務も多いです。勤務時間中は子どもをみるため、どうしても書類系は残業や持ち帰って家でこなす場合が多くなりがちです。

■会社概要
会社名 : 株式会社かける
所在地 : 東京都品川区東五反田2丁目8-5 KNビル5階
会社HP : https://kakeru-jp.co.jp/
事業内容: ■HRtable
https://jinjijyuku.com/
■保育士転職more
https://hoikushi-more.jp/

リリース元:保育士転職more
URL:https://hoikushi-more.jp/


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