劇団身体ゲンゴロウ/新作・第7回公演「最初の二十面相」の開催が決定

12月21日から24日、北千住BUoYにて

劇団 身体ゲンゴロウは、第7回公演『最初の二十面相』を2023年12月21日(木)〜12月24日(日)に、北千住BUoY(東京都足立区)にて上演いたします。
江戸川乱歩の名作に新たな視点で挑む、劇団 身体ゲンゴロウ最新作。探偵でありながら大怪盗・二十面相の美学に惹かれていく主人公の姿を通し、人間にとっての「正義」の在り方に迫ります。

本公演のみどころ
江戸川乱歩作品の名キャラクター・怪人二十面相。いくつもの顔を持ち、金持ちの宝石を鮮やかに盗む大怪盗ですが、本作ではこの二十面相を、盗んだ金品を分け合って生活する共同体であるとしてとらえます。
富める者から盗むことによって貧富の差をなくそうとする「二十面相」は、人々に義賊として持ち上げられるようになり、やがて革命へと向かっていきます。泥棒に化け、組織に潜入した主人公の探偵は、やがてその思想と美学に惹かれていくことに。
大義のための犯罪は、正義なのか—。歴史の中で繰り返されてきた問いを顧みながら、新たな視点で乱歩の名作に挑む意欲作です。劇団 身体ゲンゴロウならではの肉体表現によって大怪盗の奇術の数々を鮮やかに繰り広げ、革命の時代をハイスピードで駆け抜けます。

劇団 身体ゲンゴロウ とは
東京藝術大学で出会ったメンバーを中心として2019年に結成。
過去の出来事や現在起きていることに対して真摯にリサーチを重ね、時代や場所を越えた普遍的な人の営みを浮かび上がらせる作劇が特徴。
資料や文書の隙間にこぼれ落ちた、世に語られなかった声を届けている。力強く迫力ある舞台装置と身体表現、細部までこだわり抜いた舞台づくりに定評がある。

公演概要
劇団 身体ゲンゴロウ 第7回公演『最初の二十面相』

あらすじ
「金さえあればなんでもできた。」陸上選手の夢破れた青年は、目標なければ職もなく、けれど自分だけは成功すべきと信じ込み、今日も競馬場で夢の代走をさせている。青年の一攫千金の賭け馬さらう、巷賑わす二十面相の女。追いかけてくる彼の両手に、「金ならあるよ」と女は札束握らせる。大金の使い道も分からず途方に暮れるままに、青年は財布泥棒として逮捕されてしまう。
 無実の罪を晴らすべく女を追うごと、青年は彼女の手口と美学に惹かれゆく。捜査のためだと言い聞かせ二十面相に弟子入りし、泥棒と探偵の奇妙な師弟関係が始まった。やがて彼らは国中の資本を相手に、失敗の約束された革命へと向かっていくー

キャスト
新治龍之介、清平和世志(ロマングラス)、リ勇雅、力徳旺、山﨑紗羅、小林かのん、小野寺成月

スタッフ
原案:江戸川乱歩
脚本・演出:菅井啓汰
舞台美術:武田朋也 照明:永井あかり 舞台監督:大河原敦 衣装:柳町明里 演出助手:菅原紗貴子
制作:山﨑紗羅、小林かのん 広報:柳町明里、小野寺成月 宣伝美術:井上由視、TOKABI
記録:TOKABI 主催:劇団 身体ゲンゴロウ 協力:ロマングラス

当劇団のこれまでの活動実績
2019年7月 東京藝術大学総合工房棟前ウッドデッキにて 第1回旗揚げ公演「ハコ-the box-」開催
2020年10月30日〜11月1日 上野小劇場にて 第2回公演「イザナミだけが知っている」開催
2021年7月30日〜8月1日 中野テルプシコールにて 第3回公演「リトルボーイ& girl」開催
2022年3月9日〜13日 ひつじ座にて 第4回公演「ナマリの銅像」開催
2022年9月28日〜10月2日 王子小劇場にて 第5回公演「桜か雪の散るか降る」
2023年8月6日〜11日 シアター・バビロンの流れのほとりにて にて 第6回公演「ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。」開催
劇団 身体ゲンゴロウHP:https://www.shintaigengorou.com

リリース元:劇団身体ゲンゴロウ
URL:https://www.shintaigengorou.com/


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