NPO法人アートインライフ／表現活動ワークショップのプログラムレシピ本を出版

演劇活動者、公共文化施設や学校・福祉施設向けに販売中

ＮＰＯ法人アートインライフ（東京都新宿区、太宰久夫代表理事）は設立20周年を記念し、2023年11月12日に「アイデアとバリエーションで広がる 表現活動プログラムレシピBOOK」の販売を開始しました。本書は、当法人がこれまで、公共文化施設や学校・福祉施設で展開してきた、「表現活動」ワークショップの指南書になります。演劇を始め、教育、福祉、文化活動に携わる多くの方々のお役に立てればと願っております。

　「表現活動」とは、演劇的手法を用いたワークショップ形式の活動です。幼児から児童、学生、社会人、高齢者まで全ての年代の人を対象としており、参加者が前向きで柔軟かつ、豊かな自己表現力とコミュニケーション力を獲得することを目的としています。なぜ、演劇的手法を用いているかというと、演技は“感覚的経験を再現”することであり、この感覚的経験を再現するアプローチは、良き自己発見と他者理解に基づく“共感・共有・共鳴”ができる人間関係の構築に有効とされているからです。また、「表現活動」は、昨今話題となっている“非認知能力”を高めるための活動としても注目されています。「表現活動」は、「表現教育」、「ドラマ活動」と呼ばれることもあります。

【本書について】
　本書では、 ジャンケンや鬼ごっこのような身近な遊びの要素を取り入れたエクササイズや、想像したことを体や言葉を使って表現する演劇的要素が強いエクササイズなどを多数、紹介しています。単一のエクササイズだけでなく、複数のエクササイズを組み合わせた一連のプログラムを複数掲載しています。手順の説明に加え、目的や留意点をアイコン表記を用いて、分かりやすく解説しています。イラスト付きのフルカラーで見やすい点も特徴です。複数のエクササイズを組み合わせたプログラムは、表現活動の理論に則った実践的な内容になっており、タイムチャートを付載することで活動の流れや所用時間、応用例を一目で確認できます。

（各章の紹介）
序章　表現活動に関する理論・解説
1章　ジャンケンや鬼ごっこなど身近な遊びの要素を取り入れたエクササイズの紹介
2章　遊びの要素を持ちながら感覚や身体、言葉、想像力を使い、それらの力を深めるエクササイズの紹介
3章　複数のエクササイズを組み合わせ、より演劇的手法を用いた活動をプログラム形式で紹介
4章　造形（簡単な工作）と劇遊びを組み合わせた活動をプログラム形式で紹介

（本の概要）
タイトル「アイデアとバリエーションで広がる 表現活動プログラムレシピBOOK」
フルカラー全82ページ
監修：太宰久夫、共著：大塚恵美子・叶雄大・下川涼子・中根久寧
発行：ＮＰＯ法人アートインライフ
販売価格：3600円（税・送料込）
購入方法：NPO法人アートインライフの公式サイトより　http://www.artinlife.jp/books.html
　　　　　
　

　本書は、当法人が設立20周年を迎えた記念に出版しました。これまでの活動で培ったノウハウをまとめた、「表現活動」の実用的な指南書になります。すでに「表現活動」に取り組んでいる人や関心を持っている方だけでなく、初めて表現活動を知った方たちであっても、本書で紹介しているエクササイズを教育や福祉の現場での活動に取り入れることができると思います。　　
　
【本リリース・本書に関するお問い合わせ先】
ＮＰＯ法人アートインライフ　事務局　
press@artinlife.jp

リリース元：NPO法人アートインライフ
URL：http://www.artinlife.jp/books.html