歌曲のゆうべ/生誕100年の作曲家、團伊玖磨の歌曲コンサートを開催。

歌曲のゆうべ

歌曲のゆうべ実行委員会(代表 大河原拓也)は2024年11月10日、ティアラこうとう小ホールにて「歌曲のゆうべvol.4 ー生誕100年、團伊玖磨のまなざし」公演を開催する。
(後援: 江東区、助成: 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京)
「花の街」、オペラ『夕鶴』、童謡「ぞうさん」の作曲家・團伊玖磨の歌曲を通して憧れと影にみちた戦後の時代の情景を描く。

公演概要
1.公演名: 歌曲のゆうべvol.4 ー生誕100年、團伊玖磨のまなざし
2.日時: 11月10日(日)19:30 開演
3.会場: ティアラこうとう 小ホール
4.入場料: 一般2000円、20歳以下1000円、中学生以下 無料 
(江東区に在住、在学、在勤の方は一律500円引き)

後援: 江東区
助成: 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]

①めったに聴けない日本歌曲や「ラジオ歌謡」の再現も

公演は團伊玖磨の人生をたどって進められ、19歳で作られた「しぐれに寄する叙情」から中期の傑作『わがうた』、最晩年に初演された『マレー乙女の歌へる』まで幅広い作品が演奏される。
また團が師事した諸井三郎、橋本国彦、山田耕筰の歌曲をとりあげたり、『コクトーの詩に依る八つの歌』とミヨー作曲のコクトー詩によるフランス歌曲と聴き比べるなど、様々な試みで日本における西洋音楽の黎明期にせまる。
当時のNHK「ラジオ歌謡」で放送された團伊玖磨や芥川也寸志の歌謡曲も演奏される。

※主な演奏曲目 「花の街」、「しぐれに寄する叙情」、『わがうた』(全曲)、
『ジャンコクトーの詩に依る八つの歌』より、『マレー乙女の歌へる』、「君は5月、僕も5月」、『東京小景』(全曲)、「片足」、「路地の子」
「少年」(諸井三郎)、「南天の花」(山田耕筰)、「ヨットの歌」(芥川也寸志)

②現代の作曲家によるトリビュート作品『新・東京小景』

『東京小景』は、音楽評論家の草分け・大田黒元雄氏の短歌を基にした團伊玖磨作曲の歌曲集である。今回の演奏会では、大田黒元雄氏のご家族の協力を得て、現代の作曲家(城谷伶、渡邉翔太)が新たに曲をつけた『新・東京小景』も初演される。半世紀前の東京を描いた短歌と現代の音楽を通じて、東京の街々の表情やその変遷に思いを馳せてほしい。

③実力派の若手歌手による演奏

出演は、第34回奏楽堂日本歌曲コンクール歌唱部門「奨励賞」「畑中良輔賞」を受賞したソプラノ・高橋希実。国立音大大学院、二期会研修所マスタークラスを修了したソプラノ・湯沢円香。
今年11月には藤原歌劇団創立90周年記念公演「ピーア・デ・トロメイ」にウバルド役で出演するなど活躍めざましいテノール・西山広大。
歌曲の伴奏やコレペティートルとして活躍するピアニスト・加藤耀。

さらに團伊玖磨アーカイブス研究員として、團伊玖磨の吹奏楽作品の出版譜面の浄書、校訂報告などを担う作曲家・城谷伶氏が全体の監修にあたる。

④歌曲のゆうべについて
芸術歌曲を聴く新しい楽しみを幅広い世代に提案すること、若い歌手の活躍の場を広げることを目指すコンサートシリーズ。毎回独自の視点から多彩な作品を取り上げ、字幕や作曲家による解説トークなどをとりいれた公演で好評を得ている。

これまでの公演
vol. 1 山田耕筰とその時代の作曲家たち 2022年5月1日 東大和市ハミングホール
vol. 2 シェイクスピアな歌曲たち 2023年7月28日 渋谷ホール
(助成: アーツカウンシル東京スタートアップ助成)
vol. 3 不安とあこがれ 2023年12月17日 karura HALL

リリース元:歌曲のゆうべ
URL:https://x.com/yube_kakyoku


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