身延山大学/チベット仏教カルマ・カギュ派の高僧が来訪されました

身延山大学

2024年4月13日(土)にチベット仏教カルマ・カギュ派の高僧チュジェ・ラマ・ワンチュク氏が身延山大学(山梨県南巨摩郡身延町身延3567 学長:望月海慧)に来訪され、望月海慧学長と懇談されました。
【概要】
4月13日(土)、チベット仏教カルマ・カギュ派の高僧チュジェ・ラマ・ワンチュク氏の一行が、身延山大学および日蓮宗総本山身延山久遠寺を訪問され、浜島典彦元学長(現身延山久遠寺総務)、望月海慧学長と親しく懇談されました。本学訪問の際は、教職員の案内により、大学図書館や国際日蓮学研究所仏像修復制作室(工房)等を見学されました。
【チュジェ・ラマ・ワンチュク氏について】
チュジェ・ラマ・ワンチュク氏(https://rinpoche.com/choje-lama-wangchuk-topden/)は、現在タング・リンポチェのサンガの代表を務めています。チベット仏教カルマ・カギュ派の最高位の指導者であるカルマパ17世(1985-)の師である高僧タング・リンポチェ氏(1933-2023)の甥にあたり、ネパールのナモ・ブッダにあるタング僧院の後継者となりました。「法主」を意味する「チュジェ」はカルマパ17世がチュジェ・ラマ・ワンチュク氏に敬意を表して与えた称号です。 ネパールおよびインドに所在するタング僧院には、1500人以上の僧侶たち(尼僧も含める)がおり、その指導者として、チュジェ・ラマ・ワンチュク氏は、先師より寺院に伝えられてきた仏教の教えの実践をおこなっており、寺院とサンガが僧侶たちの成長と学びの場所であることに尽力しています。また、チュジェ・ラマ・ワンチュク氏は、カドマンドゥに所在する、「ヒマラヤの子供たちのためのシュリー・マンガル・ドヴィップ(SMD)学校」に密接に関わっています。この学校は、彼の先代であるタング・リンポチェ氏が1987年に設立し、500人以上の子供たちに教育と寄宿する場所と包括的なケアを無償で提供しています。子供たちはネパールのヒマラヤに位置する辺境の村々からやってきます。 SMD学校の主要な目的は、ヒマラヤ地域の豊かな文化と言語と仏教に基づいた生活を保存することです。さらに、SMD学校は、子供たちが将来に必要となるツールや技術を身につけるように教育を施しています子供たちが大人として成長していくときに自分たちの文化的言語的、仏教の精神的遺産を継承し、自分たちが生まれ育ったコミュニティを支援していくことができるような人間として育んでいくことを至上命題としています。

リリース元:身延山大学
URL:http://www.min.ac.jp/


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