白樺スピリッツプロジェクト/世界初! 白樺の木をお酒にする白樺スピリッツプロジェクトにチャレンジしています。

「樹木を飲む」という全く新たな森林文化の創造です。

【概要】
美深町では、白樺樹液採取販売のパイオニア・有限会社さっぷ(本社:北海道中川郡美深町仁宇布 / 代表者:柳生佳樹 / 以下:さっぷ)が中心となり、国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所(以下:森林総研)が特許を取得した木そのものからアルコールを製造する技術を使用して、白樺の「木のお酒」を作る「白樺スピリッツプロジェクト」が進行中です。

【木のお酒とは】
木そのものからアルコールを製造するには、木材をナノレベルまで微粉砕することで木材中のセルロースを露出させることが必要です。セルロースが露出すれば、酵素の働きでブドウ糖ができ、そのブドウ糖を酵母が食べることでアルコールができます。

木材をナノレベルまで微粉砕するために森林総研が発明して特許を取得した技術が、ビーズミルを用いて水中で木材を微粉砕する「湿式ミリング方式」です。

白樺スピリッツプロジェクトでは、この湿式ミリング方式で白樺の木そのものから蒸留酒(スピリッツ)を製造・販売することを目指しています。

【美深町と白樺活用】
美深町では、1986年から町内仁宇布を拠点に白樺樹液の採取と販売に取り組んできました。さらに、2019年には白樺樹液を仕込み水に使ったクラフトビールを製造する「美深白樺ブルワリー」が誕生しています。

地域づくりの文脈では、1995年に世界初の「国際樹液サミット」が美深町で開催されました。以降5年に1度のペースで開催しています。翌年1996年からは「美深白樺樹液春まつり」が開催され、2020年は四半世紀におよぶ25回目の記念開催を迎える予定でした。

しかし、コロナ禍で中止となり、2021年も開催が困難な状況でしたが「オンライン美深白樺樹液春まつり」として、前年に予定していた「木の酒」をテーマにした講演会を実行委員会が4月14日に主催。地域の住民・行政関係者の理解も深まり、オンライン配信効果で地域外の応援も増え、白樺スピリッツプロジェクトの動きが本格化しました。

白樺を丸ごとボトル詰めする「Birch to Bottle」というコンセプト、そして白樺を丸ごと飲むという人類史上初の飲料体験の具現化に取り組んでいます。

【担い手】
「白樺スピリッツプロジェクト」を担当するのは、北海道大学で森林科学を学び、北海道下川町役場やNPO法人森の生活で森林活用に取り組んできた奈須憲一郎。

森林環境教育や森林セルフケアなど体験にこだわってきた経験の集大成として、「樹木を飲む」という全く新たな森林体験、森林文化を人類史に刻もうと、フロンティアスピリットを静かに燃やしています。

【ゴール】
白樺の森に包まれながら、白樺の薪で暖を取り、白樺のお酒を酌み交わし、魂を癒す。森と人の魂が語らう文化を創造する。それが私たちのゴールです。

まずは2022年中に白樺の蒸留酒を商品化することを目指し、協力者と資金を募っていますので、ご興味をお持ちの方はぜひご連絡ください。

リリース元:白樺スピリッツプロジェクト
URL:https://note.com/shirakabaspirits/n/n7ab1dd7be5e0


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