トクシンテクノ/高齢化が進む製造業界で若手が活躍している企業を発見!その秘密に迫る

異例の若手中心の企業を発見。香川県に本社を置くトクシンテクノの平均年齢は27歳!若者を惹きつける魅力とは!

先ず簡単に貴社の事業内容をお聞かせください。
小林氏「当社は鉄骨金物の設計、製作を行っています。中でも手摺や階段に強みを持っており、他社が最も嫌がる「短納期・高品質」の製品開発を武器に全国対応しています。」

何故、短納期で高品質という難しい注文を受けるようになったのですか?
小林氏「新規参入する時に仕事をもらおうと思ったら、そこしかなかった。どうやったら顧客のためになるか。質を落とさずに納期を短くするにはどうすれば良いか。当社には元々この業界の経験者は一人もいません。なので既成概念に捉われて出来ないという発想がそもそもないんです。」

経験者を採用しなかったのは理由があるのでしょうか?
小林氏「元々の事業で行っていた時の社員に作る製品を変更するという話をしました。その時に全員が退職しまして。一からスタートなら未経験の人に教えながら業界の常識に捉われない環境でやっていこうと思い、あえて未経験の若手を中心に採用する事にしました。」

育成にも時間がかかりますよね?
小林氏「そうですね。だから若手にこだわりました。そもそも短納期で高品質という相反する要望に応えようと思ったら、これまでの経験が全て邪魔をする。柔軟な思考力と何度でも挑戦する姿勢があれば経験は補えると考えました。技術は出来る事から一つずつ、じっくりと身に着けてもらい、その成長する姿を見ているのも楽しかったですね。」

若い人が定着しないとよく聞きますが。
小林氏「どの仕事もやってみないとわからない部分はあると思います。やってみて自分に合わないと思ったら、他の職業に就く。ある意味で自然の考え方だと思っています。当社でも残念ながら辞めていく人材ももちろんいます。一方で仲間や環境、仕事が自分に合っていて創業間もない頃から一緒にやっている人もいます。そもそも当社は創業して10年ちょっとの社歴で経験の長い先輩も元々いないので、若い人にはやりやすいのかもしれません。」

居心地よく働ける為に様々な工夫もされてますね。
小林氏「はい。有給休暇は100%取得するように全員が意識しています。それぞれがカバーしながら休める体制を構築しているので、気兼ねなく休める風土になってますね。」

他には何をされてますか?
「誕生日手当や子供手当などの手当を拡充する事、妻帯者には奥様の誕生日にプレゼントを贈る事も必ずやっています。」

それは何故ですか?
「社員だけではなく家族の事も大切にするのは、社長として当たり前だと思うんですよ。全員が当社を支える一員だと考えているので、家族の事も大切にしています。」

新たな取り組みにも着手されていると聞きました。
小林氏「創業から10年が経過し社員も増えました。隣の人が何をやっているのかも依然と比べてわかりづらくなってきたと感じています。お互いの仕事や人柄を知り、支えあう中で有給消化率100%等も達成している事を考えると、社内コミュニケーションを活性化させる仕組みが必要だと感じました。そこで、社内報の運用を行う事となりました。」

社内報ですか。大企業では良く聞きますね。
「そうですね。規模の大小はあまり関係ないかなと私は思います。社員の紹介や仕事自慢、それぞれのヤリガイなどをピックアップして記事にする。それを社員だけではなく家族や近隣の学校などにも配布を考えています。どんな人が働いているのかが見えれば、学生さんたちも興味を持っていただけるのでないかと思いまして。お父さんが頑張っている姿を見たら、お子さんも喜ぶし、お父さんも自慢できるでしょ?」

自慢したくなったら、益々当社への帰属意識も高まりますね。
小林氏「そう思います。帰属意識が高まれば、更にモチベーション高く仕事に取り組める。する。私の仕事はそれだけです。」

敢えて経験のない若い人を採用する。その裏側には色々な想いが隠されていました。
若い人がモチベーション高く働けるように休日を充実させるだけではなく、仕事の中身にもフォーカスして取り上げる社内報の運営など、全てが理に叶った施策のように感じました。
日本の企業が大切にしていた古き良き文化の一端も見えたような気がします。

【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
《株式会社トクシンテクノ》、《管理部》、《大喜多優》
TEL:0877-85-5111
e-mail:info@tokusin.jp

リリース元:トクシンテクノ
URL:http://www.tokusin.jp


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