tokyowebtv/2023/1/4・5『乱』『Life work of Akira Kurosawa』を上映!

Morc阿佐ヶ谷で38年越しで完成した黒澤明のドキュメンタリー映画を公開

黒澤明監督のライフワークと言われた映画『乱』4K修復版が12/30~1/12までMorc阿佐ヶ谷で上映される。更に1/4と1/5には『乱』の製作現場を記録したドキュメンタリー映画『Life work of Akira Kurosawa黒澤明のライフワーク』(監督:河村光彦)が同館で上映される。https://www.morc-asagaya.com/film/life-work-of-ak/
この作品は、1984年〜85年に撮影された『乱』のメイキング映像を、黒澤プロダクションとヘラルド・エースに撮影・編集・公開許可を得て、完成したものです。
当時記録された媒体はアナログ3/4inchVTR。再生環境が徐々に失われていく中、150時間にも及ぶマスターテープの一部を、監督が私財を投入してデジタル化し、本作品の完成につなげました。
河村光彦監督は当時20代、黒澤監督のすぐ側で、その仕事、その人となりを目の当たりにしながら、メイキング映像の撮影に取り組んでいきました。

オフィシャルの『メイキング オブ 乱』、クリス・マルケル監督の手になる『ドキュメント黒澤明 AK』と、すでに『乱』のメイキングは2本、世に存在しています。
そして黒澤監督没後25年を前に、当時20代の若者の視点による第三のメイキング『Life work of Akira Kurosawa 黒澤明のライフワーク』が完成を見ました。

黒澤明監督は、1998年に国民栄誉賞を受賞。しかし日本国内では、その人物像を知らず、誤解された印象で語られる現実もあります。
一方海外では現在も黒澤明監督の高評価は根強く、若い世代にもブームは起き続けています。

『乱』製作当時の熱い撮影現場を体験した当事者である、河村光彦監督の視点を通して、世界のKUROSAWAの晩年の実像を国内外に発信していきます。

「『Life work of Akira Kurosawa』では、黒澤監督の優しく穏やかな演技指導にスポットを当てた。
私にとって黒澤明監督は神に召命された救世主だった。
彼が作る映画には何が善で何が悪かという明確な基準が示されていた。
黒澤映画の主人公は愛の実践者として、百姓を野武士から救い、捨てられた赤ん坊を引き取って育てると決意する。
黒澤映画は、正に私の人生のバイブルだった。
特に『乱』では彼の宗教観が明確に語られる。
「神も仏も、地上で悲しみ、苦しむ人間を救いたくても救えないのだ。
人間の業のぶつかり合いで生じる戦争は、人間自身の努力で無くすしかないのだ」と。
そんな黒澤映画が如何に作られたのか。撮影現場での黒澤明監督の立ち居振る舞いは善人そのものだった。是非それを見て頂きたい。
真のリーダーはこの様に生きて、人々に生きる希望を与えるべきだと思う。
そのお手本が、何事にも情熱的で、知的で、寛容な黒澤監督だとご理解いただけるに違いない。」(河村光彦談)

イギリス・ロンドン国際月例映画祭:特別名誉賞(2022)
ウクライナ・オニコフィルムアワード:ベストドキュメンタリー映画賞(2022)
イタリア・ニューヨークネオリアリズム映画賞:ベストドキュメンタリー映画賞(2022)
インド・ブルーズドルフィンズ毎月オンライン国際短編映画祭:最優秀監督賞(2022)
イギリス・スタンリーフィルムアワード:最優秀ドキュメンタリー短編映画賞(2022)
イタリア・ミラノゴールドアワード:ドキュメンタリー短編映画・特別賞(2022)
アメリカ・ニューヨーク映画祭:ドキュメンタリー短編映画・特別賞(2022)
ブラジル・T.I.F.A. – ティエテ国際映画賞:ドキュメンタリー短編映画・アンフマ銀賞(2022)
日本・東京ショーツ:最優秀ドキュメンタリー短編映画賞(2022)
インド・ブルーズドルフィンズ毎月オンライン国際短編映画祭本選:最優秀監督賞(2022)
*海外版・短縮版含む

提供:株式会社tokyowebtv  https://tokyowebtv.jp/

リリース元:tokyowebtv
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