イタリア文化会館-大阪/ヴェルディは、椿姫を通じて何を表現しようとしたか

伊 パレルモ・マッシモ劇場来阪記念講演会

イタリア・シチリア島の名門歌劇場が大阪へ!
-豪華キャストによる「椿姫」大阪公演に寄せて、オペラに高い見識をお持ちの大阪音楽大学・中村孝義先生が語る-

2023年6月にシチリアの名門歌劇場パレルモ・マッシモ劇場が来阪し、G.ヴェルディの名作オペラ「椿姫」を上演することを記念して、大阪音楽大学理事長・名誉教授、ザ・カレッジ・オペラハウス館長の中村孝義先生による講演会「ヴェルディは、椿姫を通じて何を表現しようとしたか」を開催します。

マッシモ劇場は、スカラ座(ミラノ)、サン・カルロ劇場(ナポリ)とともにイタリア三大歌劇場に挙げられ、今回は総勢150名におよぶアーティスト、スタッフで来阪し、ジュゼッペ・ヴェルディの名作「椿姫」を、フランチェスコ・イヴァン・チャンパの指揮、マリオ・ポンテォイッジャの演出で上演します。

この「椿姫」大阪公演を盛り上げ、関西でのイタリアオペラを振興することを目的に、読売新聞での音楽会評や、「音楽の友」「レコード芸術」「モーストリークラシック」などの誌面でもおなじみで、イタリアの音楽やオペラにも大変ご造詣の深い大阪音楽大学理事長・名誉教授、ザ・カレッジ・オペラハウス館長の中村孝義先生を講師にお迎えし、オペラ「椿姫」の世界を探求します。

数あるオペラの中でも最大級の人気を保ち続けている「椿姫」。オペラといえば歴史劇だった時代に、ヴェルディは同時代の社会の裏側に生きる高級娼婦をヒロインに据え、人生に真摯に向き合った彼女を見舞った悲劇をきわめてリアルに描きました。いったいヴェルディは「椿姫」を通じて何を表現しようとしたのでしょうか?

<イベント概要>
・名称:パレルモ・マッシモ劇場来阪記念講演会
「ヴェルディは、椿姫を通じて何を表現しようとしたか」
・日時:2023年6月9日(金) 19時~20時30分(開場:18時40分)
・会場:中之島会館(大阪市北区中之島3-2-4中之島フェスティバルタワー・ウエスト4F)
・入場:無料、先着270名(予約不要)
・お問い合わせ:イタリア文化会館-大阪(TEL: 06-6227-8556)

<講師プロフィール>
中村 孝義(なかむら たかよし)
1948年、大阪に生まれる。大阪府立大手前高校を経て関西学院大学文学部美学科卒業。同大学院文学研究科美学専攻博士課程単位取得満期退学。1985~1987年、旧西ドイツ、ヴュルツブルク大学客員研究員。1991年、大阪音楽大学教授。1999~2004年、大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス館長、2006~2012年、大阪音楽大学学長。音楽美学、西洋音楽史専攻。現在、学校法人大阪音楽大学理事長、名誉教授、ザ・カレッジ・オペラハウス館長。
著書に『室内楽の歴史 音による対話の可能性を求めて』(東京書籍《1994年度ミュージック・ペンクラブ音楽賞新人賞受賞》)、『西洋音楽の歴史』(東京書籍、共編著)、『音が織り成すパフォーマンスの世界』(昭和堂、共著)、『鳴り響く思想 現代のベートーヴェン像』(東京書籍、共著)、『音楽の窓』(カワイ出版)『ベートーヴェン 器楽・室内楽の宇宙』(春秋社)などがある。

<主催・問い合わせ先>
イタリア文化会館-大阪
Tel. 06-6227-8556
イタリア外務・国際協力省の海外出先機関である当館は、世界に約80あるイタリア文化会館の一つとして、日本におけるイタリア文化の普及と日伊文化交流・友好の推進を主たる目的として活動しています。

リリース元:イタリア文化会館-大阪
URL:http://iicosaka.esteri.it/


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