関東多胎ネット/ふたご・みつごなど多胎家庭への包括的支援を継続したい!

一般社団法人関東多胎ネットがクラウドファンディングを開始

多胎児の妊娠・出産・育児を支援する非営利団体、一般社団法人関東多胎ネット( 代表理事:高原けい子/理事:中川美織、黒須 里恵、花俣 美加)は寄付決済サービスのコングラントにて、「多胎ファミリーへの直接的支援の拡充」と「支援の格差是正」を目指し、2023年7月15日よりクラウドファンディングを開始しました。
関東多胎ネットは2021年3〜4月に法人化と支援事業の基盤づくりのため最初のクラウドファンディングを実施。大きな反響を呼び、最終支援総額は120%の1,944,252円を達成。現在、ピアサポート訪問など様々な多胎支援事業を実施しています。

【クラウドファンディング概要】
期間:2023年7月15日(土)7:00 ~ 9月3日(日)23:59
目標金額:200万円
URL:https://congrant.com/project/kantotatainet/7469

【実施する目的】
「多胎ファミリーへの直接的支援の拡充」と「支援の格差是正」
私たちは、「すべての多胎児家庭に必要な支援が行き届くように」心の底から願っています。そのためにはこれまで実施してきた多胎家庭への直接的支援を、より多くの方へ届けていく必要があります。
また支援を実施するためには自治体の協力が不可欠ですが、多胎支援の実施有無やその内容は、地域によりかなり異なります。その格差是正のため、支援のない自治体への多胎支援導入を促進するために、クラウドファンディングに挑戦 しています。

“生まれてきてくれてありがとう”
“パパママにしてくれてありがとう”

多胎家庭が感じたいのは、特別なことではなく、そんな当たり前の愛おしい気持ちです。

【なぜ多胎家庭には支援が必要か】
・虐待死のリスクが単胎児と比べて約2.5 〜4倍*
厚労省が令和4年9月に発表した「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第18次報告)」によると、心中以外の虐待死49人のうち、多胎は5人。つまり10%が多胎でした。
*出典:一般社団法人 日本多胎支援協会(2018)
「厚生労働省 平成29年度子ども・子育て支援推進 調査研究事業
多胎育児家庭の虐待リスクと家 庭訪問型支援の効果等に関する調査研究 報告 書」,23項.

・ハイリスク妊娠
多胎は妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群、HELLP症候群、胎児発育不全、胎児形態異常など、様々なリスクを伴い安定期がありません。

・マイノリティであるがゆえの情報不足、孤独感
全分娩件数のうち多胎は1%。仲間に出会うことも、特殊な不安や悩みを共有する事も困難です。

・育児の困難さ
同時に複数の乳児を育てる事に加え、早産(単胎4.7%、多胎50.8%)や低出生体重(単胎 8%、多胎72%) による発育の遅れ、医療的ケアの必要性が、より問題を複雑化させます。

* 出典:みずほ情報総研株式会社・小さく産まれた赤ちゃんへの保健指導のあり方に関する調査研究会(2019)厚生労働省平成30年度子ども・子育て支援推進調査研究事業「多胎児支援のポイント」

【関東多胎ネットが実施する事業】
「多胎ファミリーが安心して楽しく育児できる社会の実現」を目指し様々な支援事業を実施
関東多胎ネットでは、当事者のみならず、企業、研究者、他地域の多胎ネットと連携をとり、研究結果や客観的データを元に包括的支援を実施いたします。

・多胎プレファミリー講座:
多胎妊娠出産育児の基礎知識を学び、経験談を聞くことで妊娠期から多胎家庭と繋がる

・ピアサポート訪問:
多胎育児経験者であるピアサポーターが、傾聴を中心に対面・オンライン訪問

・健診同行サポート:3ヶ月・1歳半・3歳などの乳幼児集団健診にピアサポーターが同行

・サークル支援:各地域で活動している多胎サークルへ活動支援や立ち上げ支援を実施

・周知・啓蒙活動:多胎の基礎知識や支援について講義・講座を実施
杉並区、文京区、千葉市、流山市、日本赤十字看護大学、東京都市大学
大妻女子大学、立川国際中等教育学校、日本保育学会など

・自治体からの委託事業:多胎プレファミリー講座、多胎家庭の情報交換交流会など
東京都目黒区など

【関東多胎ネット概要】
名称:一般社団法人関東多胎ネット
〒143-0014東京都大田区大森中三丁目36番16号
ウェブサイト:https://sites.google.com/view/kanto-tatai-net
email: kanto.tatai.net@gmail.com

発足:2019年11月13日、法人化:2021年6月7日
代表理事:高原けい子/理事:中川美織、黒須 里恵、花俣 美加
顧問:太田ひろみ (一般社団法人 日本多胎支援協会理事、多摩多胎ネット代表、元杏林大学保健学部客員教授)

メンバー:各地の多胎サークル代表、保健師、看護師、保育士、臨床心理士、公認心理師、精神保健福祉士、社会福祉士など

登録多胎サークル:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県の31団体(2022年7月時点)

地域多胎ネットとは
多胎の妊娠・出産・育児を、多胎家庭の当事者、研究者、医療、保健、福祉、行政、教育・保育・子育て支援者などが 連携して支援するための、ゆるやかなネットワーク。ひょうご多胎ネット、あいち多胎ネット、ぎふ多胎ネットなどがある。

リリース元:関東多胎ネット
URL:https://congrant.com/project/kantotatainet/7469


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