日光商事/足利市の梱包資材会社がユニコーン企業の新素材でSDGs対応サービス開始

~地方の零細企業こそスタートアップの力で事業変革を!~

梱包資材製造の有限会社日光商事(足利市)は株式会社TBMの新素材「LIMEX(ライメックス)」を用いた製品の提供を開始しました。第一弾として10月よりLIMEX製の店頭販促用広告(POP)を提供します。LIMEXは、日本で史上6番目にユニコーン企業となった株式会社TBMが開発した、プラスチックや紙の代替となる石灰石が主原料の環境に配慮した新素材です。
当社ではLIMEXを使用することで地方の小企業では難しかった脱炭素等の環境に配慮した製品の提供を進めていきます。

【背景】
日本経済の大きな課題の1つは、企業数の99.7%、雇用者数の約7割を占める中小企業の活性化です。そうした中、SDGsや脱炭素等、環境に配慮した生産活動も中小企業にも求められるようになってきました。しかし、中小企業にとってはDXによる生産性向上や事業承継等の喫緊の課題で手一杯であり、環境対応に割けるリソースは有りません。
一方、政府は2022年を「スタートアップ創出元年」としてスタートアップ支援強化を表明しています。経済産業省では「中堅・中小企業とスタートアップの連携による価値創造チャレンジ事業」等、リソース不足の中小企業がスタートアップと連携することで自己変革力を高めていくことを支援しています。

【LIMEX導入の理由】
当社は創業から70年、主に地元の繊維産業に梱包資材や販促用印刷物を提供してきました。近年、顧客であるアパレル企業やインテリア関連企業から脱炭素等、環境対応の要望が増えています。
しかしながら、地方の小企業にとっては環境配慮型製品の開発は技術的にもリソース的にもハードルが高いものとなっています。当社でも生分解性の素材等の利用も検討しましたが、コストと製品性能に難があり、環境配慮型製品の発売は行き詰っていました。
LIMEXはビニール袋や各種梱包用紙製品の代替となりえる画期的な素材であり、従来の製造装置を活用出来るため、当社のような小企業でも環境に配慮した製品が製作・販売可能になりました。

【取り組みの意義】
本件は新素材を扱ったというだけの話です。しかし、だからこそ地方の従業員が10名に満たない当社のような企業であっても簡単に環境に配慮した新サービスを創出できました。小企業は一般には大手メーカーの素材や製品に頼りがちですが、それでは力関係等で事業の革新は難しいです。地方の零細企業こそ、スタートアップの力を活用すべきと思い、発信をさせていただきました。

※ユニコーン企業※
設立10年以内に企業価値(評価額)が10億ドルまたは1,000億円を越えた未上場企業。その希少性から幻獣になぞらえてユニコーンの名で呼ばれています。

リリース元:日光商事
URL:https://www.nikko-tc.jp


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