ACTARISE/鉄筋腐食の非破壊検査業務を来年より開始

新技術パッシブ磁気法iCAMMで鉄筋コンクリートを高精度検査

カナダウォータールー大学に在籍するInspecTerra社の研究チームが新技術パッシブ磁気法iCAMM(アイキャム)を開発、ACTARISEが日本正規代理店として正式に契約を締結した。
最新NDT技術のiCAMMは、強磁性体の腐食による断面損失量を磁束密度を計測することで、完全非破壊でコンクリート内部の鉄筋腐食や断熱材下の鋼板腐食検査が可能となった。
ACTARISEはiCAMMを使用したコンクリート内部の鉄筋腐食や塗膜・断熱材下の鋼板を完全非破壊で調査サービスを行う。
iCAMMの腐食検出可能なかぶり厚さや断熱材厚さは鉄筋径・板厚の6~8倍まで可能であるため、ほとんどの構造物で適用可能である。
作業性に関しても、従来法(自然電位法、分極抵抗法などの電気化学的手法)はコンクリートの斫りや散水、導通などが必要であったが、iCAMMは一切不要。
取得データも連続データであるため測り落としがない。
取得したデータは解析後、腐食範囲と腐食量をカラーマップ化し、一目で構造物の健康状態を確認することができる。
検査対象物は橋梁・ビルなどの土木建築構造物だけでなく、コンクリート製の電柱なども検査可能であるため、幅広くサービスの提供が可能である。
近年、インフラメンテナンスの必要性が高まっているが、鉄筋腐食の調査に関してはいまだ有効な手段がなく、多くの課題を残している。正確な腐食調査でなければ、補修範囲・補修工法の選定にも大きく影響を及ぼしてしまうことから、腐食調査の信頼性は非常に重要である。
ACTARISEは、老朽化や塩害で劣化が進む橋梁などのインフラ構造物をはじめ、コンクリート製の電柱などの鋼材腐食を調査し、必要な箇所を特定し、腐食量に応じて適切な補修工法を選定できるようiCAMMを普及させ、重大な事故を未然に防ぐことを目的としている。
また、iCAMM調査技術者の育成を行い、販売・レンタルにも繋げていき、日本国内すべてのインフラストラクチャを健康な状態に保つための手助けになればと考えている。
iCAMMによる腐食調査サービス2024年1月より開始予定である。
(問合せ先 電話:050-8885-0660、メール:info@actarise-ndt.com まで)

リリース元:ACTARISE
URL:https://actarise-ndt.com/


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