多汗症サポートグループ/【業界初】多汗症NPO設立に関するご報告

各種情報発信・プロダクト開発等を通じてQOL向上を目指す。

多汗症に悩む方への各種情報発信及びQOL向上に向けたコンサルティング等、社会課題解決に向けて活動する事を目的としたNPO法人多汗症サポートグループは4月1日付で特定非営利活動促進法(「NPO法」)に基づく特定非営利活動法人(NPO法人)(本部:東京都港区、代表理事 黒澤希)として法人登記を完了しましたので、お知らせいたします。

◆団体設立に関する背景と意図
多汗症は顔や手・腋や足等の局所、あるいは全身に大量の汗をかいてしまう厚生労働省の指定難病以外の「難病等」に該当されている病気であり、当事者本人が声を出せないことから「※サイレントハンディキャップ」とも言われることがあります。厚生労働省の研究班の2011年度調査によると、手のひらや足の裏に過剰な汗をかく原発性掌蹠多汗症の有病率は人口の5.3%、脇に過剰な汗をかく原発性腋窩多汗症は5.7%と非常に多いことがわかっています。しかし、これら患者の中で、医療機関での治療を行っているのは1割程度と推定されます。
難病等に該当しているとはいうものの、まだまだ社会的認知度が低く、家族を含め周囲に中々理解を得られず孤独に悩む人も少なくは無く、更に認知度が低いのも影響し、どの医療機関・医師に相談すれば良いのか、治療方法はあるのか等の情報が少なく相談できる場や受け皿が見当たらないという社会的な課題があります。
我々は「多汗症という病気がある」という認知を形成する事で、まずは医療機関の受診を促す事、そして患者やその家族が症状に関する相談、治療法についての経験者の話、精神的に支え合ったりする事のできる受け皿を用意する事を目的に様々な医師・医療団体・企業と横断的な活動を行うにあたり、継続的な活動を行うには個人よりも組織、任意団体よりも NPO 法人の方が信頼性・継続性・機動性の点で相応しいと判断し、NPO法人の設立を決意いたしました。
相談先として NPO 法人が加わることで、そうした方々の負担を軽減できるだけでなく、正しい情報発信をする事で不可逆な治療に踏み切る前の熟考にも貢献したいと考えています。

◆団体の目指すもの
我々はNPO団体の活動を通じ、様々なステークホルダーと連携を行いながら多汗症について相談したい時に安心して相談できる、多汗症の人のためのコミュニティーを創出し、多汗症であっても制限なく本来の力を発揮できる、生きやすい社会を目指します。
※サイレントハンディキャップ:当事者が声を上げることができず、それによりQ O Lを著しく落とす状態。難聴、経血、学習障害の子ども達などの間でもこの用語が使われることがあります。

■多汗症サポートグループ概要
法人名 :特定非営利活動法人 多汗症サポートグループ
本部 :東京都港区南青山
URL :https://npo-hsg.org/
代表者 :代表理事 黒澤希
連絡先:contact@npo-hsg.org
設立 :2022年4月1日(NPO法人登記)

リリース元:多汗症サポートグループ
URL:https://npo-hsg.org/


無料でプレスリリースを配信しませんか?

無料プレスリリース PR-FREE

PR-FREEは無料でプレスリリースが配信できるPRサービスです。
最短即日〜複数の有力メディアへのリリース配信が可能。 プレスリリースを配信したいけど予算が不安という方に最適です