鳥越樹脂工業/廃材を再利用させた新たなSDGsへの取り組み

自動車樹脂部品メーカーの挑戦

動車用樹脂部品の製造を主力とする株式会社鳥越樹脂工業(愛知県一宮市、代表取締役:鳥越 豊)は、
その製造技術を活かして健康美容雑貨品の製造を手掛けている。その中で、自社商品開発にも注力し2022年7月に、セミオーダー家具の製作と廃材を用いた小物雑貨を製造及び販売を開始する。
■ セミオーダー家具販売
  自動車産業で古くから必要としていた、木型や検査治具などすべて手作りで製作している当社の「職人
」が、自動車業界から離れて家具製作へ挑戦する。
  業界で何十年も培ってきた製造ノウハウや経験を活用し、お客様のニーズに合わせた家具を製作する。
 商品コンセプトは「隙間収納」。
 各家庭で様々な家具家電が設置されているが、どこかにデッドスペースや、市販のラックでは埋まらない隙間スペースがあることに着目し、ユーザーの希望サイズに合わせた収納家具を製作する。
 組み立てキットとしてお届けし、ユーザー自身で組み立てる、「プチDIY」として提案していく。
■ 廃材から作る小物雑貨販売 
  鳥越樹脂工業はその名の通り、樹脂(プラスチック)を取り扱う製造メーカーである。
 そのため、試作品などを製作するにあたり「材料が余る」、「使い切ろうにも使い切れない」など、樹脂素材を最後まで活かしきれず、廃棄してしまう場面が多々ある。
 廃棄の際には産廃業者へ費用を支払って廃棄するので、社内支出削減とつながるのもメリットの1つである。
 商品も廃材から生まれるものなので、低価格に設定する予定。
SDGsへの取り組みの一環としても考えている。
 普段は試作で使用する合成木材や、物流関係仕様するパレットを再利用し、飾り台や壁掛けラックとして販売していく。
■ 商品開発の背景 
当社は自動車用樹脂部品の試作、量産が主の操業だったが、車業界の動向に経営が左右されることが多く、車業界からの下請け脱却を目指し健康美容雑貨の業界へ参入した。
  その中で商品開発のノウハウや、マーケティング、販促活動の経験値を積み、9年前より自社商品開発を開開始した。第1弾として洗顔用泡だて器を製造販売したところ、シリーズ累計総数150万個を超えるヒット商品となった。
  今までは「美容」「お風呂」というキーワードを軸に商品展開を進めていたが、今回は「廃材」と後継者不足といわれている「職人文化」というキーワードに着目し、新たな挑戦をする。

リリース元:鳥越樹脂工業
URL:http://www.torigoejyushi.co.jp/


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