◤電源ドナー◢ イーコース/物流企業が災害時の給電拠点となるBCP/CSR/SDGs

給電拠点を増やすため、クラウドファンディングを実施。

はじめに
株式会社イーコースは、12月20日から来年2月14日まで電動フォークリフトの電力を災害時に停電が発生した際に非常用電源として給電利用するSDGs/CSR活動となる電源情報サービス「電源ドナー」の給電拠点を全国に増やすことを目標とするプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングを実施します。
物流企業が災害時に停電が発生した際のBCPとなり、近くに給電を必要とする重度在宅医療患者、家族および関係施設に安心を届けることができるプロジェクトです。
1. 背景
地震や自然災害などによる災害発生時には、停電が発生する恐れがありますが、通常の業務で使用する電動フォークリフトを非常用電源とすることにより、BCP対策や近隣住民へ給電することができる場合があります。
実際に災害発生による停電の際には、自動車メーカー等が被災地にEV車を派遣し、外部給電機能を活用して避難所で携帯電話の充電、乳幼児や高齢者などがいる個人宅、老人ホームなどへ給電を行った実績があり、円滑な災害対応に貢献するため、自治体と自動車メーカー等が連携協定する動きなどが全国で加速しています。
一方、業務で使用するフォークリフトは脱炭素化やSDGsの取り組みも後押しし、電動化比率が既に60%を超え、今後も電動車の増加が見込まれています。
電動フォークリフトは、近くに工場や物流倉庫があればそこでは複数台稼働しており、災害時の備えとして平常時から情報を発信する取り組みにより、地域社会へ日頃から安心を届けます。
また、災害発生時に避難所に行く事が難しいとされる災害時要援護者、中でも在宅で人工呼吸器等の電動医療器を使用する医療的ケア児、ALS患者、筋ジストロフィー患者など、その家族が抱える災害時の停電の不安を軽減し、地域貢献の取り組みとしても役立ちます。
2.株式会社イーコース(電源ドナー)
株式会社イーコースは、中部エリアのトヨタL&F販売店が長年蓄積して構築したバッテリー解析ノウハウをベースに共同開発されたバッテリー監視のIoTサービス「点検なび」を全国に展開しています。
令和3年に東京都中小企業振興公社の先進的防災技術実用化支援事業として災害時の給電拠点を情報発信するサービス「電源ドナー」を開発、宮城県の協和運輸倉庫株式会社(仙台市)、株式会社白石倉庫(白石市)と実証試験およびサービス提供を始めました。
電源ドナーは、災害時に給電拠点となる施設を無償の地図アプリ上に表示し、災害時に停電が発生した際には、「いま・どこに・どれだけの電力がある」という情報を発信する電動フォークリフトの電力を有効利用するという物流企業が地域社会に貢献できるSDGs/CSRの取り組みとなり、ESG経営にも貢献します。
3.クラウドファンディングの内容
給電のために必要となるインバータを購入し、賛同頂ける物流企業様に設置します。
電動フォークリフトのバッテリー(DC48V)をAC100Vに変換するにはインバータが必須になりますが、電源ドナーの給電拠点を全国へと広めるため、実際に災害時に停電が発生した際に電気を必要とする患者さん、家族、賛同して頂ける支援者の声を形にする目的でクラウドファンディングへの協力を募ります。
目標金額が達成した場合、電力を変換するためのインバータをファーストステップとして10カ所分を購入し、物流企業へ電源ドナーの給電拠点への賛同・協力の検討をお願いし、購入するインバータを設置することにより災害時に停電が発生した場合には給電をお願いします。なお、電源ドナーのアプリに給電拠点としての表示は無償で掲載対応いたします。
4.プロジェクトの展望・ビジョン
「電源ドナー」は、給電拠点となる物流企業の情報のみならず荷主企業の情報も平常時だけではなく災害発生時にも発信でき、防災・減災の情報発信ツールとなります。
「困っている時はお互い様」という取組みが近くにあることで、日頃から安心を届けられる日本ならではの助け合いの取り組みを日頃から身近に存在するよう全国に広めます。
EV車のように電動フォークリフトからの給電をより広め、物流企業のCSRと停電が命を左右すると心配している在宅医療患者とご家族に安心を届ける社会を実現します。
5.今後の展開
東日本大震災から10年が過ぎたいまでも起こる余震、必ずくると言われる南海トラフ地震などの大規模災害に備え、物流企業が通常業務で使用している電動フォークリフトを災害時の非常用電源としてフェーズフリーで有効活用することにより、BCPおよびCSRの一つとして地域社会に貢献するSDGsの取組みを全国へと広め、物流企業が取り組む社会貢献活動として積極的にPRすることで災害時の助け合いとして安心と給電を届けます。

リリース元:◤電源ドナー◢ イーコース
URL:https://www.ecourse.co.jp


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