Casley Deep Innovations株式会社／イベント事業者向けセキュリティ＆マーケティングサービス「ASCA（あすか）」

（公財）東京都中小企業振興公社「令和元年度・革新的サービスの事業化支援事業」の成果事例として公開

ディープテック領域でのシステム開発を行うCasley Deep Innovations株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：砂川 和雅、以下「当社」）は、当社が開発したイベント事業者向けセキュリティ＆マーケティングサービス「ASCA（あすか）」が公益財団法人・東京都中小企業振興公社の「令和元年度・革新的サービスの事業化支援事業」の成果事例として公開されたことをお知らせいたします。

公益財団法人・東京都中小企業振興公社が実施する「革新的サービスの事業化支援事業（以下、「革新事業」）」は、革新的な技術やノウハウを用いたビジネスモデル構築に挑戦する中小企業を後押しするため、その事業化に要する経費の一部を助成するとともに専門家派遣を実施し、産業の活性化を図ることを目的とした事業です。
当社は、世界最先端の高精細8Kカメラと5Gネットワークを用い、サブスクリプション型でAIによる属性分析・顔認識・オブジェクト認識結果からマーケティングやセキュリティに活用できるサービス「ASCA（あすか）」を企画し、令和元年（2019年）に革新事業の採択を受けていました。

2020年には新型コロナウイルスの影響で1,106億円(前年比82.4%減)と大幅に縮小したリアルイベント市場ですが、2023年以降は大きな回復を見せ、2024年にはコロナ前の市場規模を上回る過去最高の6,639億円※1に到達すると予測されています。
※1 https://l.pg1x.com/YgDLerNruhkERZ897

さらに、インバウンド需要においても同様の傾向が見られ、コロナ以前の2019年には4兆8,135億円だったインバウンド需要が、2023年には4兆9,580億円※2と急速な需要回復を見込んでいます。
※2 https://l.pg1x.com/VvBt9hkotZtUzfMh9

各大型商業施設等の来場者数増加が見込まれる中、マーケティング活動の強化と施設に求められるセキュリティレベルは従来にも増して高まっています。しかし、これまでの大型商業施設のカメラやネットワークを前提にした場合、解像度の低いカメラを多数設置する必要があるうえ、複雑なVMSやITシステムの導入が必要であり、導入設置やコスト面に多くのハードルがありました。

そこで、当社が提供するASCA（あすか）は、8Kカメラ＋5G通信＋マーケティング＆セキュリティの各種アプリをワンパッケージにし、提供形態をクラウドプラットフォーム化＋サブスクリプション型にすることによってこれらのハードルを一気に解決することを目指しています。
サービスサイトURL: https://asca8k5g.com/

＜ハードウェア的革新性＞
８Kカメラを用いることで、1台で高精細・広範囲の映像を取得することができ、複数台のカメラを導入する必要がありません。このことは、大型商業施設の駐車場や入場ゲート、観客席など不特定多数の来場分析を一気に行うことを可能にします。また、高速大容量・低遅延の5G技術を利用することで、8K映像転送をリアルタイムで行いながらエッジ＆クラウドで前処理（画像鮮鋭化）して独自のAIモデルに受け渡し、100ミリ秒単位で高速にデータ解析することを可能にしました。
＜ソフトウェア・ビジネスモデル的革新性＞
AIモデルによる属性分析・顔認識・オブジェクト認識結果から、来場者の年代・性別・時間帯の属性分析や、来場者の本人確認・入場拒否リスト照合、不審行動の検知・発報など、マーケティングやセキュリティ施策への反映が可能です。
また、認識した情報と連動したスマホアプリもパッケージ化されており、FSP（スタンプ、クーポン）、入場予約、EC、事前注文、電子決済など施設に必要な機能がアプリに搭載されています。
さらに、サブスクリプション型の価格モデルを提供することで、初期費用を抑えたサービス提供を実現しました。

革新事業においては、これら8Kカメラ＋5Gネットワーク＋AIによる属性分析・顔認識・オブジェクト認識をサブスクリプション型でマーケティング＆セキュリティにワンパッケージで活用できるサービス形態が革新的と評価され、今回成果事例として公開されるに至ったものです。

今後益々増大するリアルイベント市場、インバウンド需要をとらえ、効果的なマーケティング施策とより強固なセキュリティ対策の両立が求められる状況において、ASCAは高い成果を発揮することが期待できます。
当社は、ASCAを通して顧客のビジネスを最大化し、高い技術力で革新的なサービスを提供しながら、社会的価値と経済的価値の両立（CSV:Creating Shared Value）の実現に邁進して参ります。

■本件に関するお問い合わせ先
ご不明な点や気になることなどございましたら、お気軽にご連絡ください。
ホームページからのお問い合わせ：https://www.casleydi.com/contact/

■Casley Deep Innovations株式会社について
所在地：東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー31F
代表者：代表取締役　砂川 和雅
事業内容：CSV/ディープテック事業、ブロックチェーン/Web3.0システム開発事業
URL：https://www.casleydi.com/

リリース元：Casley Deep Innovations株式会社
URL：https://www.casleydi.com/