ラブテリ/こどもの“成長スパート”を専門家がサポート『夢を叶えるカラダづくり測定会』

コロナ禍でこどもの肥満・痩せの二極化、身長を伸ばすビタミンD欠乏・筋肉量減少など課題増

一般社団法人ラブテリ(中央区日本橋 代表:細川モモ)は、新型コロナウイルス感染流行により、こどもたちに起きた健康上の課題をサポートするため、7月13,14,18日の3日間、『夢を叶えるカラダづくり測定会』を学校法人 聖徳学園(東京都武蔵野市)にて実施いたしま す。学校診断では行われていない体組成測定(筋肉量•体脂肪•BMIなど)と栄養状態の指標のひ とつであるヘモグロビン(貧血)を採血せずに測定できるパルスオキシメーターを用いて測定し、「成長スパート」のモニタリングと、予測身長+4cmを支えるため、生徒ひとりひとりに必要なエネルギーを算出することでこどもの成長をサポートします。

コロナ禍の影響で懸念される健康課題
約3年にわたる自粛生活の影響がこどもの心身の成長に与えた影響は甚大であり、活動量の低下から筋肉量が低下し、体脂肪が増え、転倒が増えていること。外遊びの不足により日光を浴びる ことによって肌で生成され、腸管からのカルシウムの吸収を助けることで身長の伸びに影響する ビタミンDの欠乏が進むなど、フィジカル面やメンタル面にさまざまな影響を与えました。こう した現状に対し、多くの学校で行われている健康診断は身長•体重測定がメインであり、体組成 (筋肉量•体脂肪•BMIなど)がわからず、栄養状態の顕在化もされません。コロナが5類になり、日常生活を取り戻す過程でこどもたちの成長へのサポートが必要不可欠です。

一生に一度しか訪れない成長スパートをサポート
人は生涯で2回急激な成長が起こる時期があります。一度目が乳児期であり、二度目が“成長スパート”と呼ばれる小学校高学年~中学校にかけて起こる爆発的な成長期です(下記グラフ参 照)。1年で身長が急激に伸びるなどの目を見張る成長が起きますが、この時期に適切な食事・ 運動・睡眠が与えられることでこどもは親の身長を抜く“予測身長+4cm”が可能だと考えられています。成長スパートは女子は8歳頃~、男子は10歳頃から迎えますが、時期は3~4歳ほど個人差があるといわれています。女子は成長スパートを迎えたあとに初経を迎えるケースが多いことが 最近の調査で明らかになっています。この時期にエネルギー不足になってしまうことで、身長は 伸びても筋肉がつかない痩せ体型になってしまったり、初経に必要な体脂肪増加が起こらず初経の時期が遅れてしまうなどの成長阻害が起こりがちです。こどもの成長をサポートするためには、何よりもまずエネルギー不足に注意する必要があります。

除脂肪体重を測って“今”必要なエネルギーを知ろう
こどもたちの健やかな成長をサポートするため、ラブテリは6歳から測れるTANITAのプロ フェッショナル体組成計(業務用)を用いてこどもたちの筋肉量・体脂肪・除脂肪体重などを測定します。ここで大切なのがLBM(除脂肪体重)です。成長スパートは身長が著しく伸びますが、エネルギーが不足すると筋肉がおいつきません。また、スポーツで筋肉量が多い場合にはその分多くのエネルギーが必要となり、消費エネルギーが多すぎると成長に使うエネルギーが不足 してしまいます。そこで、除脂肪体重を測ることにより現在の筋肉量が適正かどうか、そして筋肉を維持したまま身長を伸ばすためにどれくらいのエネルギーが必要であるかが順天堂大学が開発した「スラリちゃん・伸びマックス表」を使うことにより可能になります。 女子においては初経が始まる条件に体脂肪が17%を超えることがあり、排卵が正常周期で維 持されるためには体脂肪が22%必要になります。成長スパートを迎えた時期を把握するとともに初経が早すぎず遅すぎずやってくるために体脂肪の把握と教育が重要です。

思春期貧血を知って予防とケアを
カラダの急激な成長を支えるのは多くの栄養素とエネルギーであり、それらを運搬する血液もま た需要が高まる時期です。ヘモグロビンの主な材料である鉄の摂取量は生涯で成長スパートを迎 える思春期がもっとも多く、女子で1日10mg、男子で1日13mgが推奨量となります。ま た、女子は10歳前後で初経が始まることから鉄欠乏性貧血のリスクが一層高まります。この時期特有の貧血である「思春期貧血(鉄欠乏性貧血)」により、朝起きられない、気持ちのアップダウンやイライラが激しい、意欲や集中力の低下といった生活態度に問題が生じるだけでなく、鉄は脳の神経伝達物質の材料であることから認知能力や動体視力が低下することも明らかになっています。つまり、受験の時期でありながら学業面やスポーツ面でもネガティブな影響が生じてしまう可能性がありますが、小学校~中学校で貧血の検査を行っている自治体は多くありませ ん。 そこで、ラブテリでは採血をせずに指先クリップでヘモグロビンを測ることができる(推定値)MASHIMOのパルスオキシメーター“Rad-67”を用いて思春期貧血のスクリーニングを行います。※Rad-67は日本人の小児入院患者を対象にした研究で血液検査との整合性があることが報告されています。

テーラーメイド指導
測定会では、各種機器による測定後は「成長スパート」「思春期貧血」といった保護者が知っておくことでこどもの成長をサポートできる情報をセミナー形式で学ぶことができます。また、希 望者には測定数値をもとに特別な教育を受けた専門カウンセラー(主に管理栄養士)が個別アド バイスを行い、こどもひとりひとりに必要な食事量•栄養バランス•運動と成長のバランスなどについてマンツーマンで保護者とコミュニケーションをとる仕組みです。さらに、参加者のデータを匿名で集計し、レポートにしたものを後日学校にフィードバックすることで生徒の抱える健康 課題を教員と共有し、学校での健康教育に役立ててもらえるようサポートします。

開催情報
この度、初開催となる「夢を叶えるカラダづくり測定会」を学校法人 聖徳学園(東京都武蔵野市)にて実施いたします。対象は幼稚園生~小学校の542名※任意参加。保護者面談WEEKで あり、面談後に親子でご参加いただきます。
https://www.shotoku.ed.jp

•7月13日(木)9:30~16:00
•7月14日(金)9:30~16:00
•7月18日(火)9:30~16:00

☆幼稚園児..ヘモグロビン測定※親子、プチセミナー、カウンセリング ※希望者のみ
☆小学生..体組成+ヘモグロビン測定、簡易式食事調査票、不定愁訴や食生活に関するアンケート調査、成長スパートと必要エネルギーに関するプチセミナーとカウンセリング ※希望者のみ
☆小学校高学年女子..上記に加えて“初めての生理”に関する動画配信 ※自宅で視聴

取材など本件に関する対応は3日間とも代表の細川モモが対応いたします。ご希望の日時をブランド管理室宛にお問い合わせくださいませ。
info@luvtelli.jp

Luvtelli Tokyo&NewYorkとは
2009年の春に、予防医療・栄養コンサルタントの細川モモの呼びかけにより発足した母子健 康推進のためのプロフェッショナルチーム。13種の医療専門家•博士が所属し、複数の大学や 企業の共同研究• 大規模リサーチを行なっている。14年に三菱地所と立ち上げた「まるのうち 保健室」から「働き女子 1,000名白書」を発表。翌年より保健室を全国で開催し、各エリアの 健康状態をまとめた白書を発表( https.//www.luvtelli.com よりダウンロード可能)。女子栄養大学との「妊婦栄養共同研究」、聖路加国際大学との「こども貧血共同研究」他、各種研究成果を精力的に学会•論文発表している。 21年には6年間の調査•開発協力を経て生理用品No,1ブランドの「ソフィ」(ユニ・チャーム株式 会社)の生理管理アプリを発表。ユーザーデータのビックデータ解析を通じて、女性のQOL向上に努めている。18年に人気育児雑誌が選ぶ“子育てによいコト”部門で『ペアレンティング•アワード2018』、19年に日本栄養士会より 「84selection」受賞。

リリース元:ラブテリ
URL:https://www.luvtelli.com


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