構造システム/Shimz DDEの「KONSTRU2SNAP」を一般公開

KONSTRUを利用したRhinoceros|GrasshopperとSNAPのデータ変換が実現

建築分野パッケージ・ソフトの開発を行う、(株)構造システム<本社:東京都文京区、社長:千葉貴史>は、建設業界共通の課題である、コンピュテーショナルデザインやBIMの普及に不可欠な、各種設計ソフト間のデータ連携推進を図る一環として、清水建設(株)<社長:井上和幸>主導により「KONSTRU」(*1)と「SNAP」(*2)のデータ変換機能を2021年に開発しました。

この度、充分なテスト期間を経て、本機能を一般公開します。本機能は、清水建設(株)、 (株)アルゴリズムデザインラボ<代表取締役:重村珠穂>、及び(株)構造システムが共同開発した、データ変換プラグイン「KONSTRU2SNAP」(*3)を使用します。

KONSTRU2SNAPにより、Rhinoceros|Grasshopperで作成したモデルデータからSNAPへの変換と、SNAPからRhinoceros|Grasshopperへの変換の、双方向の連携ができます。
この連携により清水建設(株)では、「Shimz DDE」(*4)の基盤ソフトであるRhinoceros(*5)モデルとSNAP間のシームレスかつスピーディなデータ連携が実現され、構造品質と設計提案力の一層の向上が図られています。

「KONSTRU2SNAP」一般公開により、建築設計業務のDX推進と業務効率化が更に進むことが期待されています。

なお、一般公開にあたり、Thornton Tomasetti社、およびKONSTRU社から、以下のコメントが寄せられています。
「KONSTRUとThornton Tomasettiは、清水建設(株)、(株)アルゴリズムデザインラボ、(株)構造システムとの協働の成果として、日本の建設・エンジニアリング業界において、設計プロセスの加速とプロジェクトの品質向上の両方を実現する“KONSTRU2SNAP”をリリースできることを誇りに思います。」

注釈

*1.KONSTRU
KONSTRUは、モデルデータと整合性を維持するために、異なるソフトウェアアプリケーション間で建築モデルを変換するために作成された共同データ管理プラットフォームです。

開発元:Thornton Tomasetti CORE Studio
販売元:KONSTRU URL:https://konstru.com/
KONSTRU日本国内サイト URL: https://konstru.jp/

*2.SNAP
任意形状立体フレームの弾塑性構造解析ソフト
開発元:(株)構造システム
URL: https://www.kozo.co.jp/program/kozo/snap/index.html

*3.データ変換プラグイン「KONSTRU2SNAP」
GrasshopperプラグインとKONSTRUとSNAP間の変換実行ファイルの組み合わせの総称
開発元:(株)アルゴリズムデザインラボ
URL:https://algo.co.jp/

*4.Shimz DDE
清水建設(株)のコンピュテーショナルデザインの社内プラットフォーム
URL:https://www.shimz.co.jp/dde/

*5.Rhinoceros|Grasshopper
3Dモデリングソフトとビジュアルプログラミング
Rhinocerosは、Robert McNeel & Associatesの登録商標です。
Grasshopperは、Rhinoceros内で実行されるビジュアルプログラミング言語及び環境です。

https://www.kozo.co.jp/topics/tpi_20230828/index.html

リリース元:構造システム
URL:https://www.kozo.co.jp/


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