プレイキッズシアター/演劇教育フォーラム 【平田オリザ氏 基調講演】開催

演劇的な手法を用いた取り組みから見えてくる教育現場

一般社団法人プレイキッズシアターは、現在、特定非営利活動法人遊び・文化NPO小金井こらぼと共に「社会問題を自分事とし、アーティストと地域が生み出す舞台作品づくり及びフォーラム」事業を実施しています。

この事業は、小金井市を中心に子育て世代、高齢者、多世代と連携することで、コミュニティから見えてくる社会問題にアーティストたちと向き合い、文化芸術と地域コミュニティが融合したインクルーシブな社会を目指します。公募で集まった子どもたちとアーティストによる「創作舞台プロジェクト」の実施、そして「演劇的な手法を用いた学校での取り組み」などを紹介し、共に考える場として「演劇教育フォーラム」を2024年1月20日(土)に東京都小平市・ルネこだいらにて開催します。

このフォーラムでは、平田オリザ氏をお招きし、「新しい学力観、新しい学校観 一 なぜ、いま、コミュニケーション教育なのか ー」を基調講演して頂きます。

近年、貧困問題や不登校などの社会問題を解決する手段として、また多言語の子どもたちが地域と交流をするため、特別支援の方々の就労支援の一環としてなど、演劇的な手法は、多岐に渡り取り入れられ注目を集めています。

アーティストたちが行う演劇的な活動は、どのようなものか、文化芸術活動と社会貢献活動が融合することで、一体そこに何が生まれるのか、演劇の持つ力とは?

演劇的な手法が、どのように社会課題に向き合い取り組んで来たのか、次世代にどのように繋いで行くべきか、我々が当事者となり共に文化と未来を考える場を目指します。

【フォーラムの内容】
・挨拶 白井亭(小金井市長)
・実践報告①「こがねい子ども創作舞台プロジェクト行政・地域・専門家が連携し行う取り組み」
大熊 雅士/むらまつひろこ
・実践報告②「外国にルーツをもつ子どもとその家族を対象に演劇的手法を用いた取り組み
『にほんごであそぼう』プロジェクトとは~兵庫県小野市での実践報告~」河嶋栄里子
・基調講演
「新しい学力観、新しい学校観一なぜ、いま、コミュニケーション教育なのかー」平田オリザ
・対談
「アーティストが公教育の中で活かす役割~アーティストと教員が伴走する先駆的事例」
平田オリザ・大熊雅士・村上聡恵・まんぼ(小山裕)・むらまつひろこ

【全体司会】東桜子

【登壇者】
平田オリザ
(劇作家、演出家、芸術文化観光専門職大学学長)
国際基督教大学在学中に劇団「青年団」を旗揚げ、こまばアゴラ劇場を拠点に国内外で活動。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞、 2011年フランス文化通信省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。2019年より兵庫県豊岡市日高町に移住、江原河畔劇場芸術総監督、豊岡市芸術文化参与ほかも務める。

大熊雅士
(小金井市教育長)
公立小学校教諭から、東京学芸大学附属世田谷小学校教諭・同学教職大学院特命教授、カウンセリング研修センター学舎ブレイブ室長を経て、2013年NPO法人元気プログラム作成委員会を立ち上げ。文部科学省の教育課程編成委員、2018年より小金井市教育長を務める。

河嶋栄里子
多文化共生マネージャー(NPO法人 小野市国際交流協会 副理事長)
長年にわたるネットワークを活かして、協会のイベント、市内小中学校での国際理解授業や、町内の人権学習会などへ外国人住民とともに出向き交流する活動をコーディネート。多文化共生社会実現を掲げ『人と人とを繋ぐ』を自らのライフワークとして活動している。
小野市教育委員、保護司、「入門・やさしい日本語」認定講師、愛知県出身

村上聡恵
(⼩⾦井市⼩学校教員)
東京都小金井市立南小学校教諭。前任校である軽井沢風越学園で演劇教育に出会い、実践を積み重ねている。長野県「アートによる学び」推進事業講師。共著『「校内研究・研修」で職員室が変わった!―2年間で学び続ける組織に変わった小金井三小の軌跡』 『担任1年目 人間関係がうまくいく84の方法』

まんぼ
(演劇教育ナレッジフォーラム世話人/演出家・演劇共育ファシリテーター・ラジオ制作ディレクター)
16歳よりスタニスラフスキーをベースとしたヨーロッパ式の俳優教育を5年間体系的に受け、慶応SFCにて演劇教育活動を本格化。2019年長野県軽井沢町に移住し、2023年軽井沢町議会議員に初当選。現在は、議員活動と共に、演劇教育の公教育導入に向けて日々奮闘している。

むらまつひろこ
(一般社団法人プレイキッズシアター代表理事)
明治⼤学仏⽂卒業後、ワルシャワ⼤学、University of NY、上智⼤学にて⼼理学を学ぶ。認定⼼理⼠。演出助⼿として新国⽴劇場オペラ研修所等で研鑽を積んだ後、⼦ども達の個性を引き出す舞台創作に取り組む。その様⼦はドキュメンタリー映画やメディア・TVでも取り上げられ、内閣官房・孤独孤⽴対策とのコラボ企画等活動の幅を広げている。

【本リリースに関するメディアお問い合わせ先】
一般社団法人プレイキッズシアター
playkidstheater3@gm

リリース元:プレイキッズシアター
URL:https://www.playkidstheater.jp/


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