東京大学メディアデザイン部/115年続く東京大学の文芸誌『新思潮』が35年ぶりに復刊

東京大学メディアデザイン部

1907年に小山内薫が発行し、芥川龍之介、菊池寛、川端康成らが寄稿してきた『新思潮』が35年ぶりに東京大学の学園祭である第73回駒場祭にて復刊した。

東京大学大学院 人文社会系研究科 教授の協力の下、第二十次活動メンバーの了解を得て、第二十一次創刊号が刊行される運びとなった。

本誌に使用されている紙は7,300種類から厳選されており、電子書籍が台頭する今だからこそ、紙の本が持つ価値を見直した一冊となっている。作品毎に使用されている紙が変わる他、レーザー加工を用いた特殊印刷も施されている。また、一枚ずつパターンの変わる特殊用紙を用いることで、発行した書誌はすべて異なるものとなり。それぞれ世界で一冊しかない本になっている。

駒場祭では、本型のクッキー型を自作し、文豪の名言を印字した「文学クッキー」と合わせて販売し、『新思潮』第二十一次創刊号50冊は完売となった。

オンライン販売は11月30日(水)まで実施されており、購入者の名前がクレジットに刻まれるオプションもある。なお、利益は出ない形で価格設定はされており、復刊させたことを本学関係者に広く知ってもらうことで次の世代に襷を繋ぐことがプロジェクトの目標である。

【連絡先】
https://twitter.com/T_media_design

【販売先】:
https://camp-fire.jp/projects/view/636945

【書誌内容】
– 前任者から聞く当時の新思潮の活動
– 「文學界」編集長が見据えるこれまでとこれからの文芸
(大成する作家の特徴、優れた編集者にとって必要な資質など収録)
他にも詩1作品、小説2作品、論説1作品、取材1作品が掲載

リリース元:東京大学メディアデザイン部
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/636945


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